2018.3.25 vs徳島

まだ風は少し冷たかったですが、天気は良く、春はもう目の前という感じでしょうか。

そんな中、待望のホーム初勝利。

【Albirex Match Review】

2018.3.25 J2第6節@デンカビッグスワンスタジアム

新潟 1-0 徳島

まず最初に、徳島は強かったです。

チームとしての完成度は間違いなくあちらさんが上。

大宮、千葉、甲府を破ってのここまで3連勝というのは納得の結果です。

プレスが持ち味のように言われますが、確かに選手の距離感がいいから奪われてもすぐにフォローいかれちゃうし、こぼれ球はだいたい徳島ボールに。中からも外からも前線に楔のパスが入って、そこから2、3人が連動して前を向いて来るので、特に後半なんかずっと生きた心地がしませんでした。

昨季から指揮をとるリカルド・ロドリゲス率いるこのチームは確実に昇格争いのライバルとなるでしょう。

次期日本代表監督はロドリゲスに。と、思わせる徳島“渦潮”サッカー。 #vortis #Jリーグ https://t.co/V9pcmIs9IP

— スポーツナビ　サッカー編集部 (@sn_soccer) 2018年3月24日

そんな強い徳島を相手に河田の変態ゴール（褒めてます）を守りきって勝利。

まずは守備陣の奮闘を労いましょう。

今季ここまで安定したプレーのGK大谷は今日も終盤のビッグセーブでチームを救いましたし、ジュフンは今や守備の要。頼もしい限り。

今日はセンターバックに入った原くんは、序盤狙われている感がありましたが、そこでノーミスの対応。富沢、広瀬を欠く中でその穴を補って余りある活躍でした。前節はなんやかんや言われましたが、まだ高卒2年目の選手なんですよ。それでこの対応力の高さは末恐ろしい。

リーグ戦デビューとなった新人・戸嶋は、「新潟の中盤にダイナモが帰って来た！」という印象ですね。

圧巻の運動量で攻守に顔を出す姿は、かつての寺川や三門を思い出させました（生徒会長的な応対も三門っぽい）。

やはり、新潟の中盤にはダイナモがよく似合います。

そして、河田の決勝ゴール。

単独ドリブルからのえぐいミドルで、一人で試合を決めてしまいました。

J1ではいい内容の試合をしながら、相手のタレントの個人技一発で泣きを見た試合は頻繁にありましたが、J2のうちはまさにそんな感じですね。今季はここまで流れが悪い中でも、唐突に個の力でゴールを奪う展開が多いです。それこそ内容で上回った試合は横浜FC戦くらいではなかろうかと。

もし今年昇格を逃したら確実にJ1クラブに狙われるでしょうね、河田は。

この試合で連戦もひと段落。

次の試合はようやく一週間空くので、ここでチームの成熟度アップや怪我人の復帰に期待しましょう。