勘違いしてないかい
ヒグッチー
こんにちは、【新潟市の印刷・WEB・企画のなんでも屋】ウィザップDTP部のヒグチです。
日々の愚痴を綴るブログ「グチブロ」にようこそ。
昨日の朝はダウンを着て自転車通勤したくらいだったのに、今日の昼間はポカポカ陽気。
この繁忙期が終わる頃には本格的な春がやって来るのでしょうか。
忙しさですっかり忘れていましたが、その春くらいからF山次長の命により謎の管理者研修に送り込まれるのでした。
しかし…
行くことを了承しておきながら今更なのですが、ヒグチさんは確実に管理職向きの人間ではありませんからねぇ…。本当にヒグチが行ってもいいのでしょうか?
誰かの面倒を見るとか、教えるとかってことに確実に不向き。
口で教えるより自分でやった方が早い、と思ってしまうタイプです。
叱るとかって出来ませんし。
あと、度々言っていますが「仕事ができるやつ→現場を離れて管理職になる」っていう出世パターンは本当に正解なのだろうかと日々疑問に思うわけです(ヒグチが「仕事ができるやつ」と言っているわけではありませんw)。
「名選手、名監督に非らず」という言葉があるように、選手として成功を収めた人が監督や指導者としても優秀かというと、必ずしもそうではないということです。
会社で言えば、セールストップの敏腕営業マンが、ミスなし手際よしで人の何倍も仕事をこなすオペレーターが、賞まで獲っちゃうような売れっ子デザイナーが…現場では一流の人が管理職としても優秀なのかというと、それとこれとは違う能力だべ?といつも思うのです。
中間管理職をやってると、まれに部下の中に「放っておくとどんどん仕事を見つけてどんどん忙しくなっていく人」と出会うことがあって、そういう人にはつい甘えて頼りきりになるんだけど、そのタイプは庭を掘ったら出てきた油田みたいなもので、大事に精製・分配しないと蒸発するか腐るか爆発する。
— たられば (@tarareba722) 2018年3月3日
日本人の組織だと、ヒラとしての有能さ、部下としての有能さ、つまり個人が早くミスせずにたくさんこなすことが評価されるがちだけれど。
管理職としての有能さとは、実はかなり無関係。
むしろ、ミスせず早くたくさん出来ちゃう人って、周りの見えない熱心家、つまり管理者向きでないことが多い。
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年3月3日
若いころは「こんなダーティーな仕事は…」と一生懸命仕事せず、与太郎呼ばわりされていた人が、
あることをきっかけに管理職になるに及んで、意外にもよい統治をした(つまり良い管理者になった)のにはびっくりした。けど、後から考えればナルホド。
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年3月4日
一人で動く分にはそこそこなのに、管理者になると上意下達しかできない「雨どい」だったり、ヒラではある種有能なのに管理者にしたとたん暴走始めたり抑圧的になったり、それはもう死屍累々。
— 書物蔵:古本オモシロガリズム (@shomotsubugyo) 2018年3月4日
そんな仕事ができる人たちにありがちなのは、「正論」というバットを部下や同僚たちにもブンブン振り回すこと。(たぶん、うちの嫁氏さんもこのタイプだな…)
「俺はこのやり方で成功してきた」
「だから、この方法が正しい」
「なぜ、お前たちは俺の正解を真似しない?」
あなたの中ではそれで結果が出ているわけだから、正解なのかもしれない。
でも、それが全ての人に当てはまりますか?ということですよね。
いくら正論と言えども、部下の意見や気持ちも顧みずに強圧的に振り回すことで、素直に受け止めれなくなることって大いにあると思うのです。
プライペートが第一な人に「身も心も仕事に捧げろ」って言っても響くわけないじゃないですか。例えば「じゃあ毎日定時で帰るにはどういう仕事の進め方をしていけばいいと思う?」と別のアプローチが必要だったりね。
フリーランス /起業界隈に身を置くと厳しい言葉に酔いやすい。正しいんだけど、働いている人全員に高いモチベーション求めるのって無理じゃない?なんとなく暮らす人が、いい感じに幸せなのが良い社会だと思う。
— トミナガハルキ(デザイン事務所AMIX) (@asobodesign) 2018年3月11日
正論でぶん殴られると言い返せないから、正論でぶん殴る人って100戦100勝だと思っている場合がある。結果、そういう人には本音を話せなくなるし、心を開けなくなる。一方的にぶん殴っているだけ。メンターとしてそういう人(アドバイス)を求めているなら良いと思う。
— トミナガハルキ(デザイン事務所AMIX) (@asobodesign) 2018年3月11日
…とまあグチグチ言ってきましたが、ヒグチさんは与太郎的側面も大いにあるので管理職として意外と成功する可能性も無きにしも非ず(え?)。
あるじゃないですか。
親がしっかりしていないから、子が「自分がやらなきゃ」と自立してしっかりしていくパターン。
それをあえて狙ってやってみるとかね。
ふふふ。