じいちゃん

昨夜、実家の祖父が死去。

 

 

 

ここ数年は会うたびに

「おれはもうすぐ死ぬから」

というのが口癖でした。

 

それでも毎日のように晩酌はするし、口は達者だったので

「そんなこと言ってられるうちは、まだまだ大丈夫だよ」

と笑って対応していました。

 

それが3日前に倒れたと思ったら、面会に行く前にポックリと逝ってしまうとは。

 

 

人というのは本当にあっけないものですね…。

 

 

 

 

最後に会ったのは2ヶ月ほど前。

 

ちょこっと用事があって実家に寄っただけで、

「また遊びに来るよ」

なんて言って顔も見ずにドタバタと立ち去りました。

 

 

こんなことならちゃんと話しておけば…。

 

そんなドラマや小説でよく聞く、ありふれた後悔を自分がすることになるとは思いませんでした。

 

人との出会いや会話の一つ一つが、掛け替えのない大切な一瞬なのだと教えられた気がします。

ゆっくり休んでくれ、じいちゃん。

 

 

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