ジョホールバルの真実

現在スポーツナビさんで集中連載中の「ジョホールバルの真実」がすこぶる面白い。

こういうスポーツノンフィクションは大好物です。

 

 

 

日本がW杯初出場を決めた1997年のアジア最終予選・第3代表決定戦の真実、今だから話せる裏話を、関係者への丹念な取材で掘り起こした連載です。

 

 

その4年前のドーハ(1993)、そしてこの97年のアジア最終予選は日本サッカー史に残る激闘。

当時、胃が痛くなるような緊張感と共に、高校生だったヒグチはテレビの前で応援していました。

 

 

今では突破して当然といった感もあるアジア最終予選。

しかし初出場を目指した当時は、それまで超えられなかった日本サッカー界の悲願。

特にその次大会である2002年はW杯日本開催(共催)が決まっていたので、その前に是が非でも自力での出場を決めておきたいというプライドもありました。

 

 

そう言えば、2026年カタールW杯からは本大会出場国増(32→48カ国)が決定されているので、アジア枠増も確定的。

良くも悪くも、あれほどの切迫感のある予選はもう体験できないでしょう…。

(※当時のアジア枠は3.5、現在は4,5、次々大会は8カ国との見込み)

 

 

現アルビ監督の呂比須ワグナー氏も選手として度々登場するのも興味深いです。

 

当時を知る人も知らない人も、「絶対に負けられない戦い」の緊張感と共にご一読あれ。

 

 

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