【アルビREVIEW】2023.10.21 vs鳥栖
ヒグッチー
2017.8.9 Jリーグ第21節@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 0-2 川崎
負けた後になんですけど、このメンバーで開幕からやりたかったなという印象。
時すでに遅し、ですけどね…。
右サイドバックに久々の川口、そのため小泉がボランチに戻り、出場停止から復帰のチアゴがスタメンに名を連ねます。
序盤は前線のタンキを軸にホニ、チアゴ、キショーが流動的に絡んで川崎を圧倒。
この日は442の2トップに見える場面もあり、タンキの近くでホニやチアゴが絡む場面が多くありました。前線からの守備意識も高く、セカンドボールを拾って分厚い攻撃をしかけます。
この序盤の30分間。
そして終盤、マサルと山崎、伊藤ユータが入り猛攻をしかけた10分間。
これですよ、見たかったのは。
特に山崎はタンキとの相性の良さを伺わせる躍動ぶり。
相手を生かし、生かされる関係性がようやく見えました。
開幕からホニの単騎特攻が唯一の攻め手みたいな状況でしたからね。
(そのホニは「周りを活かしつつ、自分も生きる」みたいなプレーはほとんどないのが厳しい。チアゴとの連携においても)
もちろん、序盤は川崎が新潟のシステム変更に対応できず、守備の時間と割り切ったせいもあるでしょう。終盤は2点リードの余裕から川崎が守備固めに入ったせい。
それでも、開幕からこのメンバーでチームを熟成させていければ、今頃こんな勝ち点で最下位に沈んではいなかったと思うのです。完全にタラレバですが。
次節は4日後、8月13日(日)アウェー大宮戦です。