夜行バス
ヒグッチー
こんにちは、ウィザッップDTP部のヒグチです。
日々の愚痴を綴るブログ「グチブロ」にようこそ。
絵というかイラストですね。
社内に絵描きさんが増えて来ているとのことですが…
一応は「デザイナー」と名乗っておきながらヒグチはイラストを描けません。
幼き頃は漫画家になりたいと思っていた時期もありましたが、それは遠き過去の記憶。
デザイン学校時代はデッサンの時間が大嫌いな学生でしたから。
デザイナーを諦めたうちの嫁氏さんの方が絵画もイラストもめちゃ上です。
それでよくお前はデザイナーなんて目指したなという話なんですが…
今の時代は描けなくてもなれるんですよ。
そりゃ描けるに越したことはありませんが、描けなくてもどうにかなるんです。
勝手な感想ですが、デザイナーとはレストランのシェフだと思っています。
料理の腕は必要ですが、素材(野菜、魚、肉…)自体は農家や漁師さんなどから仕入れるという意味です。
デザイナーの仕事で言えば素材はイラストであり、写真であり、コピー等です。
その仕入れた素材でいかに料理(デザイン)するかがデザイナーの腕の見せ所。
(もちろん中には全て自分で作り、仕上げる人もいるでしょうが)
ただ、弊社の場合はシェフはシェフでも「大衆食堂」の料理人といったところでしょうか。
高級レストラン(一流のデザイン会社)のシェフ(デザイナー)なら、その素材自体にこだわり、現地に足を運び、自らの目で舌で吟味することでしょう。
今回のデザインにはこういうタッチのイラストが必要だから、このイラストレーターさんにお願いしようとか…。こういった写真が必要だから、このカメラマンさんで、こういった感じのモデルさんで、こういったアングルの画が欲しい、と詳細なリクエストを出したり…。そこにコピーライターさんと共に練りに練ったキャッチコピーを載せたりして仕上げるわけです。時には繊細な色味にもこだわり、ここはこの「特色」を使用しようとか、特殊加工をしようとか印刷会社まで巻き込んでね。
しかし、弊社社内で作る場合はそういったこだわりの素材を選ぶことは、時間的にも予算的にも難しい。
ですから業務用スーパー(フリー素材、レンタルフォト等)や、お客さん自らが持ち込んで来たもの(提供素材)でやりくりする「大衆食堂の料理人」と言ったわけです。
もしくは、冷蔵庫の余り物で料理する「主婦」でもいいかもしれませんが(苦笑)。
高級レストランのシェフに憧れはありますが、今更それは難しいし、何より大衆食堂の料理人も必要だと思っています。誰しもが、毎日のように高級レストランで食事できるわけではありませんから、庶民の味方という意味で必要な存在でしょ。
で…何の話でしたっけ?
そうそう!イラストが描けなくてもデザイナーは出来るよって話です。
でも前述したように描けるに越したことはない。
課内に一人はそういう存在が欲しいのです!
…で、そういった描ける人たちが社内に増えているにも関わらず…
アレかな…
社内的にはもうDTPには力入れずにいこうってことかな…
こだわる仕事は高級レストランでってことかな…
ヒグチの隣…
ずっと空いていますよ…