【アルビブログ】2017.7.12 vsC大阪（天皇杯）

【Albirex Match Review】

2017.7.12 天皇杯3回戦@デンカビッグスワンスタジアム

新潟 2（延長）3 C大阪

リーグ戦から中2日という強行日程のカップ戦ですが、ほぼベストメンバーを揃えた新潟。

逆にセレッソは中3日あったにも関わらずターンオーバーでメンバーを変えて来ました。

前半いつになくテンポよくボールが回ります。

今まではGKからのボールは「とりあえず矢野へハイボール」が第一選択肢だったのが、この日はDFラインからつなぐことを優先。

そんないい流れの中から得たセットプレーで、FW山崎の試合直前の怪我で急遽スタメンに抜擢された平松がヘッド一閃、先制ゴールを奪います。

その後も前プレがはまり新潟ペースのまま前半終了。

うちが調子がいいというより、メンツを落としたセレッソが悪い？

という疑心暗鬼のまま後半に入りますが、待っていたのは見慣れた光景。

CKの混戦の中で相手を倒してしまいPK献上。

なんとももったいない形…相変わらずのセットプレー時の守備の脆さを露呈し、後半早々に同点に追いつかれます。

中2日ということでスタミナ切れを危惧しましたが、その後もペースは新潟。

そして延長前半、相手の連携ミスをついてガリャ＆ホニで勝ち越し点。

「これで勝った！」と思ったその直後に同点ゴールを食らいます。

このへんの勝負弱さ、逆にリーグ戦首位であるセレッソの勝負強さ。

こうなっちゃうと流れは向こうでしょう。

その後のチャンスも武蔵らが決められずにいると、延長後半にワンツーからミドルを決められTHE END。

今年の天皇杯も3回戦であっけなく終了しました。

ただ、相手がメンバーを落としていたとはいえ、ボールを回し、相手を押し込む展開からチャンスを作れていたのは収穫。サイドからのクロス、あるいはスルーパスからホニや武蔵が裏へ抜け出すような形での決定機を何度も見せてくれましたから。こういう展開だとガリャが生きますね。

さあ、中断明け、タンキら新戦力加入後のチームはどう化けるか。