過去一の副反応
ヒグッチー
こんにちは、ウィザップDTP部のヒグチです。
日々の愚痴を綴るブログ「グチブロ」にようこそ。
この映画の予告編を見て、懐かしさと切なさで胸がかきむしられる冬の夜。
映画にというより、主題歌のスキマスイッチの『奏』になんですが。
この曲を初めて聴いたのは東京で、昼は編プロでバイトしながら夜は夜間のデザイン学校に通っていた頃。
朝から晩まで忙しかったけれど、今思えばやりがいのある充実した日々でした。
そんな日々の合間、バイト先のある池袋のTSUTAYAで『奏』のCDを借りました。
切なく叙情的な歌詞とメロディに心奪われました。
この曲のヒットで彼らは一気にブレイクすることになります。
(ちなみにヒグチ的に一番好きなのはデビュー曲の『view』)
当時はよく聴いていたスキマスイッチ。
最近はめっきりご無沙汰だったんですが…。
久々に映画の予告で聴いて、「やっぱりいい曲」「こんな場面で『奏』流すのは反則やろ!」と思うと同時に、当時の思い出がよみがえってきて胸が熱くなります。
東京はやりがいや刺激に溢れる反面、神経をすり減らすことも多い日々でした。
今の自分ならもう少し上手くあの街とも付き合える気がしますが、何ぶん若くナイーブだった当時のヒグチ。そんな擦り切れた心を、切ないメロディで癒してくれたのがスキマスイッチやミスチルの曲たちだったのです。
もう少し東京で頑張っていたら何かが変わっていたのかと、今でもふと思うことがあります。
あのときの決断を悔いているわけではありませんが、『奏』を聴くたびにそんな当時を思い出すのです。