【アルビブログ】2018.11.11 vs徳島
ヒグッチー
2016.10.1 J1 2nd第14節@ヤマハスタジアム
磐田 1-2 新潟
https://www.youtube.com/watch?v=AWFe-v27nW0
残り4試合という異例のタイミングでの監督交代後の初戦。
クラブ史上、最も重要な一戦といっても過言ではないほどの試合でした。
片渕新監督はフォーメーションを長年慣れ親しんだ4-4-2に戻してきました。
2トップにラファ&指宿、2列目は左に成岡、右に加藤、ボランチにレオ&小林、DFラインは4バックで左からコルテース、西村、舞行龍、松原、そしてGKに守田。
おそらく、これだけで各人の役割分担が明確になり、負担は減ったように思えます。
2トップになったことで前からの追い込みも整理され、ダブルボランチになったことで、レオへの過剰な負担も軽減。
小林もアンカーから解放され、DFラインから前線まで縦横無尽に動き回り、チームを活性化させていました。
ラファも「1人でなんとかしなければ」という気負いが減り、独力での突破に加え、周りを活かすプレーでも貢献。
そして、何より新潟伝統の縦への速さが戻ったことが大きなポイント。
不要な横パスが減り、「まずは前」への意識がチームにありました。
その分、ボールロストも増えて、オープンで大味な試合展開にはなりましたが、新潟としてはガチガチで均衡とした展開になるよりは、やりやすかったのでは。
そして終了間際の劇的なゴールでの勝利は、チームを勢いづかせるには十分なものでしょう。
残り3戦の相手は強豪揃いですが、次節まで3週間ほど空くので、片渕監督の戦術の浸透と守備の要・大野の復帰に時間がもらえるのはポジティブな要素。
厳しい状況であることに変わりはありませんが、わずかですが希望の光は見えてきました。