平成バーガー
ヒグッチー
こんにちは、ウィザップDTP部のヒグチです。
日々の愚痴を綴るブログ「グチブロ」にようこそ。
今更なんですが、先月終わったアニメ「うしおととら」。
そこに出てくる「秋葉流」というキャラが原作の頃から好きです。
好きというか、彼の思いに共感してしまいます。
https://twitter.com/UT15_KKT/status/698156280939020288
飄々とした天才肌で、ストーリー序盤から主人公うしおのいい兄貴分的な存在なのですが、最後の最後、白面の者との最終決戦を前に突然裏切ってしまう流。
少年漫画にありがちな「最初から裏切り者だった」とか「敵に洗脳されたり、あやつられた」とかいうわけではなく、本当に自らの意志でうしおたちの前に立ちはだかるのです。
(敵の言葉に背中を押された面はありますが…)
その理由については、読者の間でも様々な見解が語られますが、流やとらの言葉を借りれば、
うっとぉしかったんだよな。
あの甘ちゃんの目…
どんな時でもオレを信じきってるって目よぉ
おめえはうしおの目に耐えられなかっただけじゃねえか。
そんな目で見るな。
オレはそんなにイイヤツじゃねえ。
そんなんじゃねえ……ってな。
どちらも「うしおととら」29巻より
うしおのどこまでも真っ直ぐで、ひたむきで、純粋なその目、流を信頼しきったその想いに耐えきれなくなった流。
そんな、うしおに対する感情に強く共感するんです。
太陽のような存在(うしお)があまりに眩し過ぎて、その近くにいればいるほど自分の影の濃さを自覚させられる。
分かるよ…。
「いい人だね」と言われると「そんなんじゃない」と反発したくなったり。
真っ直ぐに、愚直に頑張っている誰かに対して、斜に構えた態度を取りたくなったり。
とにかく真面目で熱い主人公キャラより、ちょっとワルっぽいキャラの方が好きだったり。
実際にグレるなんて度胸すらヒグチにはありませんでしたけどね。
全ては自分の人間の小ささであり、「嫉妬」の一言で済まされそうな話です。
太陽になりたくてもなれなかった自分の嫉妬。
まったく、まとまりがありませんが…
光が強ければ影もまた濃くなるってことですよ。
人間誰しもが太陽になれるわけじゃありませんし。
そして、そんな人間臭い秋葉流がやっぱり好きだな。
https://twitter.com/sirin184/status/728017234191212545