【アルビREVIEW】2024.5.3 vs広島

元2番の帰還マッチ。

集客が期待できるGWの試合がブーイング必至のこんな因縁めいたものになるとは。

ある程度のブーイングは仕方ないにしても、このスワンで特定の選手や主審にサポの矛先が向いた試合はあまり芳しくない結果になりがちですが、この日は……

【Albirex Match Review】

2024.5.3 J1第11節@デンカビッグスワンスタジアム

新潟 1-1 広島

チームを救うエースの一撃！

後半アディショナルタイム クロスボールのこぼれ球を #高木善朗 選手がダイレクトボレーで叩き込む。

10人の新潟が執念で同点に追いついた。

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— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) May 3, 2024

60分近くを数的不利で戦いながら、アディショナルタイムに執念の同点ゴール。

首位争いの広島から勝ち点1をもぎ取りました。

例の選手がボールを持つたびにブーイングとはなりましたが、それ以上に自チームへの声量が圧巻。

特に早川退場以降はチームを鼓舞する声が増し、まさに12番目（今日は11番目？）の選手と言っても過言ではなかったのでは。

これですよ、待ち望んでいたスタジアムの雰囲気は。

前節の惨敗からスタメンを大きく変え、今季初の鈴木＆小野のツートップ。

2列目の左に長谷川元、右に太田が入り、CBにも遠藤が先発起用されました。

どちらも収まるツートップに期待を持ちましたが、前半の宮本の負傷交代と早川の退場でゲームプランが大きく崩れ、この形の評価は持ち越し。

退場後はFWを削って4-4-1にするのかと思いきや、ツートップを残した4-3-2にしたのは意外でしたが、これが結果的に功を奏しました。

相手のWGには3がスライドする形になりますが、最終的に中の人数を揃えて迎撃するということかな。

早川退場後に左SBに入った星はさすが元本職だけあって違和感なし。

もう堀米不在時は星で良くないですか？

最後に大仕事をしたダニーロも昨年からの献身がようやく報われたようで嬉しいです。

頭から見たい選手ですよ。

ただのブーイング祭りにならずに本当に良かったです。

スタジアムの雰囲気もチームのファイティングスピリッツも次につながる試合だったかと思います。