【アルビREVIEW】2022.9.3 vs大分
ヒグッチー
試合前にエキシビジョンマッチとして、アルビ歴代OBによる「新潟クラシック」が行われていました。懐かしの面々がビッグスワンに帰ってくる…
(ビッグスワン誕生前の選手たちもかなりの数でしたが )
現在の最悪なチーム状況を、このときだけはしばし忘れることが出来ました(苦笑)
2016.6.11 J1 1st第15節@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 1-0 大宮
https://www.youtube.com/watch?v=MSIUKIj_WYw
長い長いトンネルをようやく脱出。
リーグ戦2ヶ月ぶりの勝利。
そして今季リーグ戦ホーム初勝利でもありました。
開始早々の先制ゴールは先週のナビ杯福岡戦と同様。
その先制点を活かせずミスから大崩れした先週の反省からか、この日は最後まで集中していました。
特に目立ったのは久々の先発起用のFW端山とMF成岡。
先制点の場面はもちろんですが、それ以外の場面でも攻守の切り替えやボールの引き出し方等で抜群の存在感を発揮。
これまで、こういう役割が出来るのが田中達也だけだったんですよね(代わりに達也がベンチスタート…)。
端山はヴェルディ下部組織出身ということもありルックス同様、もっとテクニックで勝負するゲームメーカータイプかと思いきや、ガツガツ前からも奪いにいったりハードワークできる選手ですね。まさに新潟好みの選手。
そしてサッカーIQが高い。
後半早々の山崎がGKと1対1になった場面も、端山が敵DFの動きを釣って中央にスペースを空けているんですよね。
そして、右サイドバック松原が完全に戻って来たのが何より大きなプラス。
今まで片翼で飛んでいたようなもので、ようやく両サイドが本職のサイドバックになりました。
でも、戻ったら戻ったで今度はオリンピックに招集されかねないという嬉しくも悩ましい問題も…。選ばれたら五輪期間中またも右サイドバック不在という事態になります。
試合内容は大宮にほぼ決定機を作らせなかった素晴らしい前半から一転、後半の中盤以降は防戦一方になります。
このへんの試合運びの拙さはどうにかしないと。
交代で入った3選手(特にノリヨシと武蔵)がチームにはまってなかったのが痛かった。
成岡交代なら普通に達也でいいと思うのですが…。
成岡と達也はおそらくフル出場は難しいでしょうから、どちらがスタメンであれ、この2人でスイッチするのがチームとしての機能を損なわずに済むと思うのですがね。
勝利は嬉しいですが、この日は大宮の不出来やエースFWムルジャ不在に助けられた面もありました。
次節のFC東京戦で、この手応えを本物にしてほしいものです。