ニヤニヤが止まらぬよ
ヒグッチー
うん年ぶりの天皇杯 準々決勝。
会場はホーム・ビッグスワン。
この好機を生かしたいところですが、相手はベストメンバーを組んできた川崎フロンターレ。
このあと中2日でリーグ戦があるのに、リーグ捨ててガチで獲りに来やがりましたね。
2023.8.30 天皇杯準々決勝@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 2(3 PK 4)2 川崎
まさに真夏の死闘。
互いに前節から中3日、そしてこの後中2日で再びリーグ戦があるという過酷な状況下での120分の激闘はPK戦決着となりました。
ほぼベストメンバーの川崎に対し、完全にターンオーバーで挑んだ新潟。
ビルドアップに不向きなDFラインとなりましたが、川崎相手に非保持の展開に割り切るなら悪くありません。
フミヤや田上は専守防衛で、ビルドアップは千葉ちゃん、秋山が下りる形。
そして狙い通りのショートカウンターから谷口が先制。
鬱憤がたまる今季の谷口ですが、期待したいのはこういうゴールですよ。
ポストうんぬんじゃなく、独力突破でゴールを奪えるストライカーはこのチームでは谷口だけなんですから。
ただ、真夏の消耗戦で後半になると足が止まり出す両チーム。
瀬古に抜け出され同点弾を喰らいますが、そのマークに付いていた松田はその前から明らかにバテていたんですよね。
タラレバですが、早めにダニーロに交代できていたら…。
そのまま延長に入り、山田にワンチャンスを決められます。
これでTHE ENDかと思われましたが、延長後半アディショナルタイムの文字通りのラストプレーでフミヤが魂の同点ゴール。
あそこでフミヤがビッグスワン初ゴールを決めるとか出来過ぎでしょう。
この勢いでPK戦を制していたなら伝説の試合となったでしょうが、そう簡単にはいきませんでした。
悔しいです。
ただ、ただ悔しいです。
でも、選手たちはもっと悔しいことでしょう。
この悔しさを来季への、いや中2日で来るリーグ戦への糧に。