【アルビREVIEW】2022.4.10 vs栃木
ヒグッチー
GWの連戦を4勝1分で乗り切るなど、8戦無敗で今季初の首位に立った新潟。
ここから上位陣との戦いを控えさらに波に乗りたいところでしたが、今週に入って大きなアクシデントが襲います。
コロナ陽性者5名(+濃厚接触者)が発覚し、チームを離脱。
緊急事態的な布陣で今日の町田戦を臨まらざるを得ないことに…。
2022.5.15 J2第16節@町田GIONスタジアム
町田 2-1 新潟
後半アディショナルタイムに途中出場の #小見洋太 選手が起点となり #鈴木孝司 選手がエリア内でファウルを受ける。
自ら得たPKを冷静に決めて1点差に迫った。
試合の振り返りは #DAZN で🤳https://t.co/TXEcE7tz0m#albirex #新潟vs町田 pic.twitter.com/L8vlK3MZWM
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) May 15, 2022
ボランチに今季初スタメンの星、ベンチにも高卒ルーキーの吉田陣平を始め、これまで試合に絡めていなかったり、怪我明けの選手たちが名を連ねることに。
やもすれば連戦が終わり、首位に立った安堵で気が緩みかねない状況。この緊急事態がチームに良い意味の緊張感を与えてくれれば…と前向きに捉えたかったところですが、現実はそう甘くはなかったですね。
さらに相手はここ8戦勝利なしの町田とはいえ、昨年ダブル(2戦2敗)を食らった地力のあるチーム。
それでも試合の入りは決して悪くはありませんでした。
18分には最終ラインからのビルドアップでGK小島→伊藤→高→イッペイ→堀米と完璧な崩し。
堀米のパスから星が決定的なシュートを放ちましたが相手GKのファインセーブに阻まれます。
タラレバですが、これが決まっていたら全く違ったゲーム展開になっていたでしょうね。
そのあとの山口のスーパーなフリーキックは相手を褒めるしかありません。
悔やむべきは後半立ち上がりのエアポケットのような2失点目か。
終盤にはゲデス、鈴木、小見の前線3枚替え、さらにルーキー陣平まで投入するスクランブル布陣で反撃に出ましたがPKでの1点のみに終わりました。
9戦ぶりの敗戦で首位陥落。
これまで潤沢だった2列目の控えがゼロだったこと、ボランチでは島田・秋山の不在が響いた形になりました。
チームとして言い訳はしないでしょうが、致し方なかった結果かと思います。
一方で、それによりチャンスをもらった小見や陣平など若い選手が好プレーを見せたことは光明。
怪我明けの鈴木も自ら倒されて得たPKを決めて存在感を見せました。
次節はホームで2位横浜FCを迎え撃ちます。
離脱選手たちの復帰を祈りつつ、大一番へ備えましょう。