あのクラブがJへ
ヒグッチー
月曜夜開催という変則日程のこのアウェー戦。
立ちはだかるのが秋田という難敵。
京都・磐田・琉球もこの秋田の地では勝てていません。
すでに土曜日のゲームで京都・磐田の上位勢が勝っているため絶対に落とせない一戦ですが…。
2021.6.21 J2第19節@ソユースタジアム
秋田 0-2 新潟
ゴール動画
明治安田生命J2リーグ 第19節
秋田vs新潟
0-1
⌚️ 45+3分
⚽️ 本間 至恩(新潟)#Jリーグ#ブラウブリッツ秋田vsアルビレックス新潟
その他の動画はこちらhttps://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/YEfOtlgAmE— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) June 21, 2021
ここ5戦で1勝1分3敗と足踏み状態の新潟。
普段スタメンをいじりたがらないアルベルト監督も変えてきました。
出場停止の舞行龍に替えて早川。そして中盤の左に星、右に三戸ちゃん。
エース至恩をベンチに置くという思い切った采配。
この布陣で生きたのが右サイドの三戸ちゃんー藤原ラインでした。
三戸ちゃんは秋田の深い芝にもめげずにサイドを蹂躙。
その恩恵は右サイドバックの藤原にも。
谷口が右SHに入るとツートップ然とした形になるので、藤原は純然たるサイドバックの役割を求められます。
今日のように三戸ちゃんが入るとサイドに張るので、藤原は中央ハーフスペースに積極的に侵入。
昨年の田上よろしく偽サイドバックとして躍動し、秋田は藤原を捕まえ切れません。
前半からこの右サイドを中心に幾度もチャンスを作りますが決め切れない…
そんなここ数試合の嫌な流れを断ち切ったのが、前半アディショナルタイムの至恩の一撃。
三戸ちゃんの負傷交代という形で登場のエースが最高の仕事をしてくれました。
7試合ぶりという大きな大きな先制点。
後半はペースダウンして秋田に主導権を握られてしまったのは反省点ですが、専守防衛ではなくきっちり追加点でダメ押しできたことも収穫。
ついでに2ヶ月ぶりに復帰のロメロの試運転も済ませられました。
これで右の選択肢が谷口、三戸ちゃん、そしてロメロ。
異なるタイプの3枚を相手やコンディションに合わせて変えることで、攻撃の幅がグッと広がりそうです。
一方で心配なのが脳震盪で途中交代の三戸ちゃんの容態。
そして不安定なプレーぶりだったGK小島か。
小島に関しては試合勘を取り戻せば…と思いたいですが。