【アルビREVIEW】2024.5.22 vs秋田(ルヴァン杯)
ヒグッチー
昨年はコロナで一部のチームしか出場できなかった天皇杯。
ということで2年ぶりのカップ戦です。
新潟にとってはすこぶる相性の悪い天皇杯ですが、その鬼門の初戦は…。
2021.6.9 天皇杯2回戦@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 4-1 金沢
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— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) June 9, 2021
下のカテゴリーの相手ではなく、J2同士の対戦となった初戦。
リーグ戦の合間ということもあり、両チームともにターンオーバーで臨みます。
新潟は全選手を入れ替え。
GK小島、DF岡本、遠藤、MF秋山、大本、FW小見が今季初出場。
遠藤と小見がプロデビュー戦、小島が怪我から復帰後初の実戦となりました。
開始早々にポスト直撃弾を食らったときはどうなることかと思いましたし、正直入りは良くはなかったです。
が、CKからの田上の一発でチームは乗りました。
正直、前半は出来過ぎの3得点(苦笑)。
ビルドアップは主力組と比べると明らかに見劣りするものでした。
中盤にボールを入れるよりも、早めに大本と小見をサイドに走らせるシンプルな形を徹底したことが功を奏す形に。
後ろからの繋ぎに固執していたらこうはいかなかったでしょうね。
その前線にボールが入ったときの、選手たちの思い切りの良さは爽快。
大本の縦への突破、小見のヌルッとしたドリブル、三戸ちゃんの技術に、矢村の決定力と、個々人の特徴をいかんなく発揮しての4得点。
小見くんもこれで自信が持てたはず。
大本の縦の推進力もチームにない武器。最後のクオリティさえ備えれば、リーグ戦でもオプションとなり得るのですが(前半終了間際のチャンスを決めきるとか、そういうところ!)。
最終ラインの岡本もビルドアップに苦心しつつも、対人の能力やスピードはピカイチなだけに、なんとか這い上がってきてほしいところ。
まあ、この試合で言えば一番スタメンに近い存在として名乗りを上げたのはGK小島でしょうね。
昨年も見せてくれていましたが、輝いていたのはその足元の技術。ビルドアップに関する質です。
フォアリベロとしても通用しそうなそれは、千葉ちゃん&舞行龍と最終ラインで並んだら、どんなビルドアップを見せてくれるのか。
…とまあ、天皇杯の鬼門さを忘れる快勝で初戦突破。
3回戦は7/7(水)セレッソ大阪との対戦です。
久々のJ1!