余韻
ヒグッチー
2016.4.24 J1 1st第8節@パロマ瑞穂スタジアム
名古屋 2-1 新潟
https://www.youtube.com/watch?v=ldO66Maof4c
広島戦の自信が木っ端みじんとなる敗戦。
結果こそ1点差負けですが、内容は大敗(0-5)したナビ杯川崎戦を彷彿とさせました。
最終ラインからのつなぎの部分でミスを連発し、そこからのピンチの連続。
名古屋は特別ハイプレッシャーからのショートカウンターを狙ってるわけでもなさそうだったのに…。
川崎戦との共通点はレオシルバの不在。
レオシルバというJ屈指のスーパーボランチの存在が、このチームの拙さを覆い隠しているだけ。それはヤンツーさんの時も同じでしたが、吉田監督になってもその状況に変わりなし…。
この日のボランチ、小林と加藤マサルが技術的に劣っているというわけではないのですが、持ち味が生きる場面が限定的すぎるのです。
そんな四苦八苦しているボランチにパスを供給してしまう最終ラインの大野もそう。
直接的なパスミスもそうですが、「そこでパスを受けても相手の餌食になるだけ」という状況の選手にパスを出す回数が多過ぎ。状況が見えていない。(レオならそれでもキープしちゃうんですけどね…)
最終ラインからのビルドアップを期待できる舞行龍がこの日ついに復帰しただけに、このサッカーを続けるなら増田と舞行龍のCBの方が合っているかもしれません。守備面だけで言えば大野がピカイチなだけに歯がゆいです。
そんな中での収穫は前述の舞行龍の復帰。
ビルドアップ、そして前線への一発のフィードが期待できるようになったのは大きいです。
GK川浪も、もう安心して見てられます。
「俺が出てから勝たせられていない…」とのコメントがありましたが、それだけに彼に早く勝ち星をつけてあげたい。
予想外の今季初先発(しかもFW起用!)だった端山も期待に応えました。
(イケメン、慶応卒で、あんな見事なゴール決めれるとか人として反則でしょ(笑)!)
そう、この若いチームには伸び代がたくさんあるんですよ…。
次節ホームでの甲府戦は今季序盤のターニングポイントになりそうです。
甲府戦以降は上位陣との対戦が続きます。
ここを落とすと一気に瓦解しそうな雰囲気を帯びてきただけに、ぜひともホームで勝利を…。
次節必勝!