【アルビREVIEW】2021.4.4 vs相模原

大勝後の試合は難しいと言いますが、まさにそんな試合。

開幕からの連勝ストップも、全勝なんてバルサでも川崎でも無理なわけで、遅かれ早かれこういう日は来ます。

ただ、たまたまこの試合だったかというと、ちょっと必然的な匂いも…。

【Albirex Match Review】

2021.4.4 J2第6節@相模原ギオンスタジアム

相模原 2-2 新潟

／
体を投げ出して押し込んだ⚽️
＼#高木善朗 選手(@yyyoshiaaaki18
)のグラウンダーのクロス☄️を #ロメロフランク 選手(@romerofrank24
)がねじ込む

激しいマークに苦しみながらも、一瞬のスキを突いてゴールをこじ開けた

試合の見逃し配信は #DAZN でhttps://t.co/TXEcE7tz0m pic.twitter.com/5P4X2191iE

— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) April 4, 2021

これまでの5戦は比較的ポゼッション志向で、かつ前からプレッシングをかけてくる相手ばかり。

そんな同じサッカーを志向する相手にクオリティで圧倒しての5連勝でした。

が、今日の相手・昇格組の相模原は基本5バック気味にリトリートしての撤退守備。

攻撃時も前線のブラジル人に早めに当てる割り切ったサッカーをしてきます。

引いた相手を崩せるかというのは、ポゼッションサッカーを目指すチームにとって永遠の課題。

さらにこの試合はボールの走らない重い芝に加え、強風。

そして主審の定まらない判定という、対戦相手以外の問題もありました。

また自チームに目を向けても、舞行龍がコンディション不良で欠場。

これが効きましたね。

千葉ちゃんと共に最終ラインからの繋ぎを支える舞行龍。

彼がいる場合はビルドアップ時に右ワイドに張り出し藤原を前に押し上げ、右サイドペナ角で藤原-ロメロ-鈴木or高木でハーフスペース（さらに相手サイド裏）を突く形を作れます。

代役の早川もビルドアップには定評がありますが、今日は横パスをかっさらわれた際のカウンターを警戒しリスクマネジメントを重視したポジショニング（サイドに張るより中央のカバーを優先）でした。

攻撃にリズムを生み出す鈴木のポストプレーも、今日は相手のファール気味のディフェンスがことごとく主審に取ってもらえなかったのも痛かった。

失点に関しては2点とも崩されたというより、ややアクシデント的な形。

課題はやはり引いた相手を崩す攻撃でしょう。

今後も新潟対策として引いてくることが予想されますからね。

連勝ストップとはいえ負けたわけではありません。

今季初めてリードされる展開もセットプレーで追いつけたことは収穫。

課題の解消に励みつつも、ネガりすぎずに次節に挑んでほしいです。