【アルビREVIEW】2020.10.4 vs町田
ヒグッチー
2016.4.6 ナビスコカップ第3節@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 0-5 川崎
完膚なきまでに叩きのめされました。
清々しいくらいの完敗。
2試合連続の完封勝利で掴みかけていた自信も打ち砕かれました。
現在リーグでトップクラスの完成度、攻撃力を誇る川崎となると、サブ組主体とはいえ、今までの相手のような簡単なミスはしないし、こちらのミスも見逃してはくれませんでした。
一方で新潟もレオシルバ、コルテース、達也、小林、加藤、守田、指宿などを外して、スタメンを入れ替えていたのですが、もろに選手層の差が出てしまいましたね。
期待の新加入・野津田もこの展開では評価が付け難い…。
特に両サイドバックが起点になれないのが辛い。
右の酒井ノリは左利きのせいもありますが、なかなか前への推進力が出せない。この日は守備でも後手に後手に。そのフィジカルを考えれば出来ればもっと前で使いたい選手…。
左の前野も、どうしてもコルテースと比べると上がりのタイミング、1対1の強さで見劣りしてしまう。「そこで行って!」という場面で何度もブレーキをかけてしまうようなプレーが散見。
アンカーは小泉が務めていましたが、ちょっと窮屈そうでした。
DFの前に入って受けてさばくというようなタイプではないですし。途中で小林が入って、1つ前のセンターハーフに入ってからはようやくイキイキしたプレーが出せるようになったことを考えると、適任はこっちのポジションかと。
0-5という大敗ですが、監督も途中からは割り切っていたのではないでしょうか。
勝負に徹するならハーフタイムで選手交代なり戦い方を変える(ロングボールを使ってラファ、山崎を裏へ走らせるとか)方法もあったでしょうが、今はチーム作り、選手の成長を考える時期だということで、我慢していたように思えます。
川崎は吉田監督が目指す方向性にあるチーム。
言わば新潟の上位互換。
そこに成長途上のチームが真っ向からぶつかったら、どうなるかは言わずもがな。
今年はおそらく、上位クラブ相手にはこういう試合(大敗)になることが多いでしょう。
それでも焦れずに、中位・下位クラブからしぶとく勝ち点を拾って、チームがブレイクスルーするときを待つ、我慢のシーズンになると思います。
ちょうど鈴木淳監督が就任した初年度のように。
あのときも開幕戦で川崎に大敗したんですよね…。