2016.7.2 vs柏
ヒグッチー
2016.3.12 J1 1st 第3節@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 1-2 横浜FM
https://www.youtube.com/watch?v=4usBNDwU6wk
「10人の勇敢なライオンと1人の愚か者」の話を思い出しました。
98年フランスW杯イングランドvsアルゼンチン戦で、若き日のベッカムが相手への報復行為で退場。10人になったイングランドはPK戦まで持ち込む粘りを見せるも敗れることに。
翌日の英国の新聞には上の見出しが躍ったのです。
待ちわびたホーム開幕戦なんですが、何とも後味の悪い結果となりました。
入りは悪くなかったです。
特にスタメン起用された田中達也の動き出しの良さが目立ちました。
しかし前半25分、CBルーキー早川の軽率なプレーから突破を許し失点。
この1プレーで流れが一気に変わっちゃいましたね。
去年の端山(名古屋戦でのPK)もありましたが、なんとも高い授業料…。
前節のレビューでも書きましたが、早川はCBで使うのはフィジカル的にキツい。
サイドなりもう一列前で使いたい選手です。
そしてFWラファエルが前半に報復行為でイエロー。
(これ一発レッドでもおかしくなかった)
後半にはシミュレーションで2枚目をもらい退場。
擁護のしようがない…。
以前から不必要なファール、カードが多いラファ。
この日も1ゴールを決めて、3試合4得点の紛れもないエースですけど、こんな風に試合を壊すんじゃ考えもの。
まあ、そんなイライラ癖と怪我がちなところがすぐに治るなら、新潟じゃなくて欧州でやってるような選手ですけどね…(苦笑)。
冒頭に「10人の勇敢なライオンと1人の愚か者」と書きましたが、
今は「9人の勇敢なライオンと1人の愚か者と1人の臆病者」かもしれない。
臆病…というか完全に自信を失っているのがGK守田。
それも今に始まったことじゃない。昨年途中からずっとですね。
前節もクリアミスから失点ってのがありましたが、今日も今年も飛び出しが不安定。
クロスボールやセットプレーの度にヒヤヒヤする。
そんな彼の不安定さが守備陣にも伝播している印象。
一昨年、新潟に来て1年目の頃はそうじゃなかったです。
前へ積極的に出るGKではありませんが、サイズとポジショニングの良さからくる安定感、ビッグセーブもあり、落ち着いて見ていられました(楢崎タイプかな)。
日本代表GK東口が移籍してどうなることかと思ったけど、守田でここ数年は大丈夫だなと思っていたのに…。
思うに昨年のアウェーG大阪戦で、背後にいた宇佐美に気付かずボールをかっさらわれて失点ということがありましたが、あのへんからおかしくなったような。
GKはメンタルが重要なポジションですが、こうも一気に調子を落として、ここまで長引くなんて。
一度ベンチで休ませるのも手だと思うのですが、肝心の2ndキーパーのベテラン黒河が怪我で戦線離脱し、残るは未知数の川浪のみという状況…。練習生が参加しているという情報がありますが、ここを立て直さないと去年の二の舞になりかねません。
早く「11人の勇敢な白鳥」に戻って!