夏のウインドウ
ヒグッチー
2016.3.5 J1 1st 第2節@ノエビアスタジアム神戸
新潟 3-6 神戸
https://www.youtube.com/watch?v=EIeIDhVlpSM
開幕戦は仕事によりダイジェストでしか観れなかったので、テレビですけど実質今季初観戦でした。
昨年までのマンツーマンから噂通りゾーンに移行。
システムも小林をアンカーを置いた4-1-4-1。
ただ、左のラファエルが高い位置をとることで、ツートップになる時間も多い印象です。
試合は序盤から神戸ペース。
前からのプレスにパスが繋がらず、そうこうしてる間にミスから2失点。
前半終了間際にセットプレーから指宿が今季初ゴールをゲットして、後半に希望をつなぐ。
後半はラファエルを前線に、加藤を左に上げて明確な4-4-2に変更。
するとその左サイドを起点に瞬く間にラファエルが2ゴールを奪い逆転に成功!
開幕戦もそうでしたが、今年のチームは流れ無視で唐突に点を取りますね。
チャンスを確実に決めるといった方がいいでしょうか。
去年は自分たちのペースのときに決めきれずに、そうこうしてる間にミスやセットプレーから失点したり、スーパーなゴールを決められるみたいな展開が多かっただけに、この勝負強さは頼もしいです。
しかし神戸が小川、PJを投入したあたりから流れが再び神戸に。
6分間の間に怒濤の3ゴールを奪われ再逆転を許す。
終了間際にも相馬にこの日2点目となるゴールでTHE END。
3-6という川崎ばりの派手なスコアで今季初黒星となりました。
ポジティブな点はブラジルトリオの好調さ。
特に昨季0アシストだったコルテースがすでに3アシスト。
ラファエルもすでに3ゴール。
ラファは怪我さえなければ、これくらいは出来るポテンシャルですから。
そこに加藤が絡んだ左サイドは間違いなく今のチームのストロングポイントです。
弱点で目立ったのは右サイドの守備の軽さか。
アンカーの小林がフィルターにならない現状で、右SBは松原のケガが完治せず、小泉を持って来ざるを得ず、右CBは新人170cmの早川。
神戸の左サイド渡辺カズマ(CFじゃないの!?)のフィジカルに後手に回ってしまう。
そりゃ敵の監督なら、このサイドのミスマッチを狙うよね。
小林アンカー、小泉をSBで使うのならCBは本職の跳ね返せる系の選手がほしい。
ユファンもしくは怪我が明けたらマイケルが入れば改善されるのか…。
開幕前の練習試合で川崎に2試合合計1-8で大敗した理由がなんとなく分かりました。
前節も試合序盤の圧倒的湘南ペースの時間帯に先制されてたら、十分こんな展開もあり得たでしょうね。
監督が代わったばかりですぐに結果は出ないとは分かっていますが、やはりもう少し時間が必要でしょうか。
ただ次節の相手、横浜FMはFW不足で前線にそれほど脅威はなさそう。
守備の軽さを誤摩化しながら戦うことは出来るかもです…。
さあ、いざホーム開幕戦!