談合しよう!
ヒグッチー
こんにちは、ウィザップDTP部のヒグチです。
日々の愚痴を綴るブログ「グチブロ」にようこそ。
本日はガチに会社のことで愚痴ります。
これは前々から思っていたことですし、上司さんたちにも話していたことです。
でも、さすがに「社員ブログ」に書くのはまずいなと自重していました。
しかし先日のブログ「怒りの匿名ブログが首相の耳にまで届いた件」に触発されたこと、そして今書いておかないと後々後悔しそうだという考えもあり、愚痴る決断に至りました。
手遅れになる前にね。
とは言え、大まかな内容はすでに昨年12月13日のグチブロで愚痴っているんですがね…。
(以下引用)
DTP部の内情を暴露すると、1、2年前あたりから徹底したコスト管理、スケジュール管理がしかれるようになりました。
その結果…残業の大幅削減に成功!
残業が状態化していたDTP部が、定時で帰れるような状況に!
夕日を眺めながら帰れる!アフター5に予定を入れれる!
家族と一緒にご飯を食べれる!子どもと一緒にお風呂に入れる!
素晴らしい…素晴らしい日々ですよ!
ありがとうDTP部のエラい人たち!
だが、しかし!
得るものもあれば、失うものもある。
残業大幅削減ということは…
残業代も大幅減!
残業代込みの給与に慣れていたので、給与明細を見て「えっ…」となる部員が増加。
うん。言いたいことは、上記でほぼ言っています。そう、お給料のことです。
この1月、ヒグチは入社以来初だと思うのですが残業ゼロでした。
この繁忙期も忙しいことは忙しいのですが、例年のような深夜残業が毎日が続く…ということはなく、あるときポッカリ空いて早めに帰れる、なんて日もあります。
これは次長や課長のスケジュール管理が奏功しているという面もあると思います。
そんなこんなを部の同僚たちと話していると、やはり残業代が減ったのが痛いらしく
「この残業無しの給料だとキツい。この給料で今後も頑張れる自信がない…」
みたいな話までリアルに出てくるまでになりました。毎月の給料がいきなり平均で○万円ほど減ったら…そりゃ生活は苦しくなりますよ。車のローンだとか、ある程度の収入を見越して組んでいるものもあるでしょうから。
残業代などが浮いた分はボーナスで還元…みたいな話がありましたが、そのボーナスが増える気配はありませんし。
皮肉な話ではありますがね。
以前は「残業等忙しすぎて辞めたい」という声があり、実際に辞めた人もいました。
その忙しさが改善された結果、今度はその分給料が少なくなって辞めたいという人が出て来ているのですから。
僕らはスケジュール管理、残業削減を否定しているわけではありません。
早く帰れるのはもちろん嬉しいです。
「残業は少ないけど、給料も少ない」のがいいのか、
「残業は多いけど、給料も多い」のがいいのかと問われれば、
「残業が少なくて、給料が多い方がいい」と答えます(笑)
もちろん無い袖は振れないということも分かっています。
会社の売り上げが増えなければ、上げれるものも上げれませんからね。
こんな話をしていると、
「じゃあ君は会社に貢献しているのか」
「早く帰れる分でスキルアップに励めよ」
「時間が出来た分で会社に貢献する方法を模索しろよ」
なんてツッコミが来るのも想像できます。
…でもですね…
数年前に弊社を辞めた凄腕デザイナーの先輩。
コンペにガンガン勝ったり、大口の学校案内パンフ数本を休みなしで何連勤もして1人でこなしたり、それは尊敬できる先輩でした。
その凄腕デザイナー先輩の給料もボーナスも僕らとほとんど変わらなかった、なんて聞いたら、何をどう頑張ればいいのか分からなくなりませんか?
この話を聞いたとき、ヒグチの中でいろんなものが崩れ落ちました。
何をすれば評価されるの?
スキル上げても、どでかい仕事をこなしても他の社員と給料も評価も変わらないんだったら、誰がもっと頑張ろうって思いますか?
みんなで頑張ろう。
売り上げ増えた分はみんなで平等に還元しよう。
それは弊社の良いところではあるのですが…。
一般の社員だけではありません。
DTP部次長は部を改善しようと試行錯誤しています。そしてInDesign日本一ですよ。日本一。
課長は夜遅くまでスケジュール管理に頭を抱えたり、営業と折衝したり、悪者になるのを厭わず課員のために体を張っています。
部内にも派手な仕事ではなくてもコツコツ頑張っている部員はたくさんいます。
そんな彼らが、頑張った人が、能力のある人が報われる会社であってほしいと思います。
これ以上、この仕事は好きなのにそんな事情で辞めて行く同僚を見たくない。