【アルビREVIEW】2020.10.10 vs京都
ヒグッチー
コートを二重に着たり、下にタイツを履いたりしても寒い夜。
負けていたら身も心も凍るところでしたが…。
2019.4.3 J2第7節@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 1-0 町田
2連敗中の我らが新潟。
もし今日も負けると3連敗となり、4月にして諦めムードが漂いかねない状況になるだけに絶対に落とせない一戦と言えました。
新潟はMF渡邉リョーマが今季初先発。
昨季途中からサイドハーフのレギュラーをガッチリ掴んでいた戸嶋を外すことになりましたが、前節の両者の出来を見れば納得の起用。
ただ前半、リョーマよりも目立っていたのはこちらも今季初先発のFW矢野キショー。
今季の新潟は4-4ラインでブロックを作ってからのカウンターが主戦であるにも関わらず、そのカウンターでのコンビネーションがほとんどデザインされていないという「そりゃ得点力不足にもなるよね」という状態だったのですが、それに対する即効薬とも言えたのが「戦術矢野キショー」(かなり久しぶり)。
町田がラインを上げてのハイプレスで来るので裏のスペースが十分にあるのも手伝って、縦一本でとりあえずキショーを走らせとけ作戦がかなり効果的に効いていました。
セットプレーでも何度かチャンスの芽はあったので、前半のうちに先制出来ていればもっと楽に試合を進められたのですが…ここで決めきれないのもまた「戦術矢野キショー」ですよね(苦笑)
もっとも、町田にも前半38分の戸高の超決定機(ポスト直撃)があっただけに、それが決まっていたらまったく別の展開になっていたところですが。
そして、後半の先制点はそのカウンターやセットプレーではなく別の形から生まれます。
右の新井から左の泰基、高木へフィード、高木から右のリョーマへクロスと、サイドを大きく使った揺さぶりから最後はリョーマが個人技でフィニッシュ。
こういうのも出来るんじゃん!という美しい流れからのゴールでした。
得点力アップにはFWはもちろんですが、二列目の選手の得点力が超大事。
そこが高木と戸嶋に欠けている点(ただ、うちのやり方だと二列目の選手にかかる運動量の負担はかなり大きいからね…)なので、リョーマの台頭は二人への大きなプレッシャーになるはず。
いい意味で競争していけたらチームにもプラスになりますね。
それと、すっかり忘れていましたが、これが今季ホーム初勝利に加えてホーム初ゴールもでした。
開幕から1ヶ月以上経って初ゴールってどないやねん!
って全力でツッコミ入れたくなりますが、これからのゴールラッシュで帳尻合わせてもらいましょう。
次節はすぐさま日曜日にアウェーで岡山と。
連戦ということで多少選手の入れ替えがあるかもしれません。
リョーマに続く、新たな選手の台頭に期待したいです。