【アルビブログ】2018.10.20 vs京都
ヒグッチー
新潟らしく冷たい雨の最終節は今季を象徴するかのように。
2018.11.17 J2第42節@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 0-2 山口
1年間しっかり積み上げてきたチームと、途中でそれを放棄したチーム。
チームの完成度がそのままスコアに反映される結果に。
田中達也が復帰したことで戻った前線の歯車も、マサルの出場停止→戸嶋のボランチコンバートで右サイドのバランスが崩れ、広瀬不在の最終ラインもビルドアップに苦慮し、それら全ての齟齬をカウエがカバーする形になっていました。
今日のカウエのチームでの立ち位置は、悪い意味で2016年くらいのレオ・シルバのよう。
守攻全てのタスクを背負わされ、レオ依存に陥っていたあの頃を彷彿とさせました。
今季を振り返ると、開幕から数試合、勝ててはいたけれど毎試合劣勢の展開にも「今はチーム作りの途上」とポジティブに捉えてはいました。
ですが、2歩進んで3歩戻るような内容の繰り返しに、次第に焦燥感を募らせていくことに。
「元J1」なんて肩書きが瓦解するのにそれほど時間はかかりませんでした。
なんせ、J2ほとんどのクラブに組織・戦術で上を行かれているのですから。
片渕監督に代わりメンバーを固定し戦い方を整理したことで一時は連勝できました。
ゲームプランがしっかり嵌ったときにはJ2どのクラブをも圧倒できる力は持っています。
しかし先制されたり、メンバーが変わったり、あるいは相手にきっちり対策を取られた場合の対応力を根付かせる時間はなかったよう。(終盤数試合を見る限りではその点が大いに不安)
このへんは来季への大きな課題でしょうが、その前提として現状のメンバーをどれだけ残せるのか。
終盤はスタメン数人が変わっただけでチーム力がガタ落ちする現状を見せられただけに…。
そんな来季への戦いはもう始まっています。
それでも、今日だけは…
選手・スタッフのみなさん1年間お疲れ様でした。