【アルビREVIEW】2022.3.5 vs山口
ヒグッチー
チームは負けなし。
日が射すと上着いらず、なんなら半袖でもいいくらいのポカポカ陽気。
そんな気分に冷や水ぶっかけられましたね。
2018.11.3 J2第40節@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 2-3 熊本
9戦負けなし、前節は3位町田に完勝。
そんな好調さでホームに迎えるのは最下位の熊本。
さらには陽気も相まって、試合前からどこか選手もサポーターも楽勝ムードに包まれていたのは否定できないのでは。(ヒグチも弛緩してましたw)
試合の入り方を失敗して、この連勝中にはなかったミスが頻出。
主審の判定にも苛立ち、焦りを募らせる一部選手たち。
それでも前半のうちにゴラッソ2発で折り返せたのは幸運でした。
(早くカウエお買い上げを!)
後半はペースを握って、あとは決勝点だけ…という展開に持ち込んだのに、守備時には5バックになる熊本の最終ラインを攻略できませんでした。
そして最後の最後にミスから「熊本の方の田中達也」に決められて万事休す。
今日は本当にメンタルに尽きるという試合でしたが、内容的にも負ける要素は散見されました。
前節の町田は縦も横も選手間の距離を圧縮、それに対し新潟も真っ向勝負のプレス合戦。
両チームが局地戦を挑んだ結果、新潟が完勝する結果となりました。
一方で、今日の熊本は両ワイドが開き最終ラインも割と深めなので、新潟の選手たちの距離感も必然的に広がざるを得ません。その結果、新潟のハイプレスも無効に。
それならばボールの取り所を慎重にせねばならないのに、最下位相手に力でねじ伏せようかという強引なプレスが目立って空回り。
今までは効果的だった裏へのロングボールも、熊本の深めの3バックに跳ね返され続けました。
さらに距離感が遠いから、そのこぼれ球を拾えず、二次攻撃・三次攻撃に繋がらないんですよね。
それでも…
慎重に冷静に試合を進めていれば決して負ける相手ではなかったのですけどね…。
とりあえず来季へのいい課題が見つかったと捉えましょう。
メンタルの持っていき方もそうだし、多様な相手への対処法もそう。
そして最下位(になるかもしれない)相手に勝ち点6を献上という屈辱を繰り返さないためにも。
(誰だ、「それは新潟の伝統」なんて言ったのは)