【アルビREVIEW】2024.6.12 vs北九州(天皇杯)
ヒグッチー
今日の相手は3位町田。
6月にアウェーで対戦したときはスコアこそ0-0でしたが、内容的には圧倒され、為す術なしという試合でした。
現在8戦負けなしと好調の新潟ですが、その間の相手は全て中位以下のクラブ。
この町田戦が、その好調さがフロックなのかどうかを図る格好の指標となり得るゲームですが、果たして。
2018.10.28 J2第39節@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 2-0 町田
お互いに似たようなスタイル同士。
早めに前線に入れて相手の矢印をひっくり返し、そこからはインテンシティの高いせめぎ合い。
その質が両チームともことごとく高いので、前半は互いに決定機を作れず。
4-4のブロックを組んじゃうとお互いに攻めの糸口が見出せなくなるのですが、新潟はDFラインから広瀬が高精度の対角線フィードを繰り出し、町田のブロックを横にスライドさせます。
そこからチャンスの芽が出そうだったのですが、最後のフィニッシュには至らず。
前節の京都戦も前半は互いにチャンスの少ないスコアレスだったのですが、それとは質が全く違います。
町田がこの順位(3位)にいるのも納得だし、そこにがっぷり四つで組み合い、むしろやや優勢に進めていたのは新潟。
こんな試合を動かすのは前節同様にセットプレーかな…と思っていたら、流れの中から完全に崩しちゃったもんだから驚きました。その一連の美しい流れなんて今期のクラブベストゴールではなかろうかと。
川口の充実ぶりが本当に凄い。
これなら代表狙えますよ。
その後にセットプレーからPK奪取してすかさず追加点。
終盤にやや押し込まれるも、GK大谷が安定のセーブを連発。
締めはお決まりのターレス&キショーの2トップで相手の勢いを押し止めて、3戦連続のシャットアウト勝利です。
強い町田相手に、内容でも相手を凌駕しての完勝。
強いですよ、今の新潟は。本当に強い。