タマジュンGM
ヒグッチー
今日はアルビではなく、オレンジ兄弟の長男・清水エスパルスの話題から。
リブランディング・プロジェクトの取り組みとして、現状のエンブレムに込められた想いを大切にしながら、デザイン面でのブラッシュアップを検討しています。皆さんのざっくばらんなご意見やご感想をお願いします!https://t.co/19pcU3o203
※予め商標登録を出願しています。#spulse #エスパルス— 清水エスパルス公式 (@spulse_official) 2018年10月26日
クラブ創設以来25年以上に渡り使用されてきたクラブエンブレム(ロゴ)の変更。
古くからのサポーターほど拒否反応を示す案件なのですが、「今はそういう時代」としか言う他ありません。
いわゆるクラブのブランディング化がサッカーのみならずスポーツビジネスにおける潮流になってきているからです。
昨年もイタリアの名門ユベントスのエンブレム変更が話題になったばかり。
なぜユベントスはエンブレムを変えたのか──ブランド再構築を担う2人が『WIRED』に語ったこと <アーカイヴ記事> https://t.co/4y0eHvJ0hi
— WIRED.jp (@wired_jp) 2018年7月22日
今話題のクラブエンブレム議論に関連して、リバプールFCのクレストとロゴの使い分けがいかに上手い手法かということに注目が集まれば嬉しい。
/【名門クラブが向かう未来】 ユベントスのロゴ変更とリバプールFCのブランド戦略 https://t.co/tuypIeFL9M pic.twitter.com/IIURTl8HBU— タクヤKOP (@salyva02) 2018年4月7日
書きました!ちょっと長いのでお時間あるときにどうぞ^_^; /【なぜライオンの体は消えたのか】プレミアリーグのロゴ変更とサッカー界へ広がるデザイントレンド https://t.co/yQeag9p6ON
— タクヤKOP (@salyva02) 2017年5月4日
端的に言っちゃえば、従来の(ダサい)ロゴではグッズ展開やマーケティング強化の足枷になってしまうということ。ただサッカーだけやってたんじゃダメってこと。
現状のファン層以外の人、サッカーやスポーツに関心がない人、さらには海外展開を見据え国外の人から見ても「カッコいい」と思ってもらえるようでないと生き残ってはいけないということです。
デザイントレンドとしては、どの媒体でも映える「シンプルさ」。
「フラットデザイン」が時代の潮流なのはここでも一緒ですね。
今回の清水エスパルスさんのようなリブランディングは今後、他クラブに確実に波及していくでしょう。
ただ、ここで大事なのは「親会社が変わったから」とか「カッコ良くしたいから」という安易な理由ではなく、確固たる信念や未来へのビジョンが示されているのかどうか、過去へのリスペクトがあるのかどうか。ここを蔑ろにしてしまうと、元々のコアなサポにそっぽを向かれますからね。
外見以上にこの芯の部分をいかにサポに提示できるかが本当に重要だと思います。
最後に…
清水さんのHPでは「現在のエンブレムの課題」が列挙されていましたが、25年前のものとは言え、あれ(ダメ出し)を公にされると作り手側としては心は削られそうです(苦笑)。