ヒグチ・アルビレックス・クロニクル「HAC」第5話です。
【アルビブログ】2019.3.3 vs千葉【今季初勝利】
ヒグッチー
こんにちは、ウィザップDTP部のヒグチです。
ヒグチ・アルビレックス・クロニクル「HAC」第5話です。
第5回目にしてようやく「アルビ」の名が登場します。
アルビレックス新潟発行の「アルビレックス新潟11年史」では1996年がスタートになっていますが、「アルビレオ新潟」という名前では1995年から北信越リーグを戦っています。
これは法人設立が1996年4月だからでしょうか…?
元々は1955年、新潟明訓高校OBが中心となって創部した新潟イレブンサッカークラブが前身です。
北信越リーグ所属の新潟イレブンが「アルビレオ新潟」と名称変更、さらに商標問題により1997年に「アルビレックス新潟」に改称してアルビの歴史がスタートしたのです。
ただクラブ創設の大きな目的は、Jリーグ昇格とか優勝とか…そんな純粋なものではありませんでした。
「2002年のワールドカップ誘致」
それがアルビに託された存在意義だったのです。
Jリーグが産声を上げる数年も前、日本サッカー協会がW杯招致を表明します。
その国内候補地として新潟県も名乗りを上げたのが1992年でした。
国内候補地争いを勝ち抜くうえで
「W杯を誘致するのに、プロサッカークラブがない」
このような状況を打破するために創設されたのが、アルビのそもそもの始まりだったのです。
そのため、当初は県からのW杯誘致予算の一部も、アルビの強化に使われていました。
開催地にさえ決定すれば、アルビは後はお役御免。県もお金は出さないよ。
そんな存在だったのです。
そんな裏事情も、当時のヒグチ少年は知る由もなく…
1996年4月21日、ヒグチ高校1年の春、
アルビレックス新潟と遂に出会ってしまうのです。
続く