高畑勲監督の仕事

こんにちは、【新潟市の印刷・WEB・企画のなんでも屋】ウィザップ制作部のヒグチです。

日々の愚痴を綴るブログ「グチブロ」にようこそ。

 

 

 

 

 

 

 

お盆休み明け初っ端に似つかわしくない話題ですが、ジブリ鈴木Pの高畑勲監督に関する告白がかなり衝撃的で各所で話題になっていました。

 

 

詳細はリンク先からご一読を(♯3まであります)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高畑さんの突き詰めた仕事ぶりと壊れていく周囲の人々。

 

その代償としてのMoMA(ニューヨーク近代美術館)からも高く評価される作品性。

 

 

 

鈴木さん側からの一方的な視点からというのは差し引いて見るべきでしょうが、高畑さんの狂人ぶりがすさまじい。

 

 

自分が納得する「いい作品」を作るという一貫した姿勢…

と言えば聞こえはいいですが、そのためには納期も予算も周囲の人間のことも度外視ですからね。

 

 

 

規模も中身も違い過ぎますが、同じように何かをクリエイトする仕事をしている人間としては、その姿勢には共感と非共感がせめぎ合います。

 

 

「いいものを作ろう」

ってのは作り手側にはある意味、悪魔の言葉です。

 

「お客さんに自分の納得していないものは出せないでしょう?」

「70点じゃなくて、100点のものを作ろうよ」

なんて風に言われたら、作り手はやらざるを得ません。

 

 

ただ予算、納期、作り手側の体制が限られている中でのそれは破滅と紙一重。

 

 

そこを振り切れるだけの人が後世に名を残すのでしょうか。

 

高畑監督の仕事ぶりが是か否かはわかりません。

ただ、周囲の人々を不幸にしてまでやって得られた富や名声に価値があるのかはいささか疑問です。

 

一方でその才能を評価し、彼の周りに人や仕事が舞い込んできていたのも事実。

 

 

 

 

 

 

そんななか、明日の金曜ロードショーは「となりのトトロ」ですってよ、奥さん。

夏はジブリ!

 

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