【アルビREVIEW】2024.9.14 vs湘南
ヒグッチー
久々にいい雰囲気だったんですよ、スタジアムは。
開始から10分以上「アイシテルニイガタ」の長回しでスタジアム全体を盛り上げ、一つ一つのプレーに対する反応は上々。ゴール裏だけでなく、メインもバックスタンドも呼応します。
選手たちも良い試合の入りで序盤は相手を圧倒し、観客数こそ1万6千人ほどですが、雰囲気は良い時のビッグスワン。
しかし、それでも…
2018.7.15 J2第23節@デンカビッグスワンスタジアム
新潟 0-1 横浜FC
前線に矢野キショーと田中達也、ボランチに小川と、ベテランがスタメンに名を連ねます。
そのキショーと達也の献身的なプレス、さらに戸嶋、高木を加えた裏への動き出しで序盤からペースを握ったのは新潟。
1巡目の対戦(3-0勝利)でもそうでしたが、横浜FCには前プレがよくはまるのは相性の良さか?
ただ押し込むわりには本当の決定機が作れません。チャンスの数自体は横浜FCの方が多かったのでは。
新潟はサイド攻略が第一的な攻め方で、中へのスルーパスやミドルシュート、動き出しを繰り返す前線の選手をシンプルに使うってパターンが少なすぎ。
ボランチのマサルが最終ラインに下りて、両サイドバックを上げようという形が多かったのですが、その分中央の厚みがなくなるのです。
マサルが下がるので、ボランチの相方・小川は3列目から動けないのが本当にもったいない。
横浜FCが前からプレスに来ない分、尚更。
そして失点シーンは毎度の形。
ペナ角あたり、センターバックとサイドバックの間にボールを入れられ、ボランチのカバーも間に合わず、相手の2、3列目の選手に突破される形ですよ。
チーム全体の動きは悪くない、プレスもかかっている、それでも最後の大事な局面での問題が野放しのまま。
スタジアム全体の雰囲気の良さから、この試合に勝てれば何かが変わる、ホームでの悪い流れを払拭できると思ったのですが、痛恨の敗戦。
変えるべきは背番号10か、指揮官か…。