【アルビブログ】2018.7.1 本間勲引退試合

今年に限らずここ数年、ホームゲームでの勝率が異常に低いマイクラブ。

 

 

だからか。

 

このビッグスワンでこんなに楽しく、幸せな時間に浸れたのは久しぶり。

懐かしい選手たち、懐かしいチャントの数々で、あの輝かしい時代にタイムスリップしたかのようで。

 

 

 

 

【Albirex Match Review】

2018.7.1 本間勲引退試合@デンカビッグスワンスタジアム

ISAO FRIENDS 5-5 HONMA FRIENDS

 

 

 

 

GK野澤洋輔、北野貴之、木寺浩一…

DF鈴木大輔、永田充、千代反田充、西大伍、内田潤、木澤正徳、神田勝夫、菊池直哉、大井健太郎、安英学、早川史哉…

MF山口素弘、田中亜土夢、鈴木慎吾、寺川能人、成岡翔、秋葉忠宏、三門雄大、宮沢克行、加藤大…

FWファビーニョ、川又堅碁、黒崎久志、矢野貴章、鳴尾直軌、田中達也、船越優蔵…

 

 

メンバー見ればわかるように、アルビ歴代選手によるオールスター戦のよう。

本間勲の歴史がアルビレックス新潟の歴史と言っても過言ではありません。

(ここにゴートク、東口のW杯組、金珍洙、ヨンチョルの韓国組、そしてエジミウソン、マルシオらブラジル人が加われば言うことなし)

 

 

 

数千人の観客だった市陸時代、専用の練習場もないような黎明期から

ビッグスワンとアルビレッジ完成。

大サポーターの前で成し遂げたJ2優勝、J1昇格。

奇跡の残留や飛躍の年を繰り返し、

昨年にはJ2降格。

 

そんなアルビレックス新潟の歴史を共に歩んできたのが本間勲という選手でした。

 

 

性格は新潟人らしく寡黙で、口で言うよりプレーで引っ張るといったタイプ。

プレースタイルも派手さはなく、黒子というかバランサー役でしたが、時折見せる効果的な攻め上がりと精度の高いミドルシュートは大きな武器でした。

 

 

彼の真髄が最も発揮されたのは2009年、鈴木淳監督が採用した4-3-3システムのアンカー役。

大島秀夫、ペドロジュニオール、矢野貴章の3トップが注目されましたが、それを支えるアンカーという難しいポジションを絶妙なポジショニングで支えた彼のプレーは専門家筋から大きく評価され、「新潟の中盤に本間あり」と言わしめるほどでした。

 

 

 

 

 

今後、第二のミスターアルビレックス、第二の本間勲が誕生するのは、移籍が常態化している今のサッカー界では難しいかもしれません。

 

 

それでも。

新潟を愛し、新潟に愛される選手が生まれることをサポーターは願っています。

移籍をしても「最後には新潟のユニフォーム着て引退したい」と思ってくれるような選手が増えてほしいし、そう思えるようなスタジアムを、街を、サポーターが作らなくては。

 

寂しいはずの引退試合が、こんなに楽しく幸せなものだと分かったのだもの。

できるなら、何度もこういった形で送り出せる選手を増やしたいものです。

 

 

ありがとう、本間勲選手。

お疲れ様、本間勲選手。

 

 

 

 

 

 

 

最後に…

鈴木大輔選手、西大伍選手、田中亜土夢選手あたり、このままオレンジのユニフォームを着てプレーしてもらえませんか(笑)?

 

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