【W杯ブログ】日本vsセネガル
ヒグッチー
その昔トルシエジャパンというチームがありましてね。
かつてない自信を持って当時の世界王者フランスに挑むも0-5で大敗(サンドニの惨敗)。
すると直後のスペイン戦では、トルシエジャパンの代名詞でもあったフラットスリーを封印し、ドン引きの5バックで守り倒しスコアレスドローに。
そのプライドをかなぐり捨てた戦い方に賛否両論が巻き起こったのでした。
スコア的にも、チームの戦い方を見ても、そんな2001年の出来事を思い出した今日のゲーム。
2018.6.24 J2第20節@町田市立陸上競技場
町田 0-0 新潟
前節甲府戦の大量失点(1-5)を受けて、布陣を変更して臨んだ新潟。
4-1-4-1というフォーメーションでアンカーに初先発の柳。
CHにキャプテン磯村を外してマサルと戸嶋のコンビ。
両ワイドに新太と先発復帰の河田、そして1トップにターレス。
そんな新布陣で臨んだ前半はシュート0。
町田のハイラインもあり45分間ほとんどの時間を自陣に押し込まれ、攻撃の糸口すら見えず。
ただ、押し込まれた割には町田に決定機らしい決定機はつくらせなかったのは、プラン通り?
アンカーの柳が定位置から動かず、ビルドアップにもほとんど参加しないのは専守防衛の意識から?
町田は一週間空いたのに対し、新潟は前節から中3日だったので、前半は守備偏重というプランはあったのかもしれません。
後半はカウンターから何度か形は作るも、基本は町田が押し込む展開のまま。
前半に比べ足が止まったせいもあり、幾度となくピンチを迎え町田の決定力不足に助けられた格好でした。
ともかくまともなビルドアップが出来ずに、攻め手は縦ポンのみ。
町田のハイライン・ハイプレッシャーがお見事だったこともありますが、それを差し引いても両ワイドと両サイドバック、1トップとCH、CHとアンカー&最終ライン、この全ての距離感が悪く全くボールを繋げないんですもの。
この布陣でやるなら両ワイドは今まで通り高木や戸嶋、アンカーは気が効くプレーが出来る原くんだったんじゃなかろうか。
そんな試合ですが、後半キショーが縦パス一本で抜け出た場面で決めていたら結果オーライ。
見事な戦略!と手のひら返ししていたのかもしれませんが…。
ともかく、プライドもチームとしての成長も勝つために全て捨てて臨んだ一戦で勝ちきれなかったのは痛すぎる。何かしらの荒療治が必要かもしれません。
そんなグダグダな気持ちを切り替えて日本代表戦を観ます。。。