浴室用扇風機
エックス
どうもエックスです。
全国ニュースになっていますが、さいたま市の保育園のプールで4歳の女児が亡くなってしまいました。
認可保育園で女性保育士2人で監視していたのに、園児の叫び声で水に浮いているのに気付いたと…。
市によれば3~5歳の園児が19人でプールで遊んでいたのを保育士2人で見ていたようです。
昨日は意識不明との報道だったので助かることを祈ってました。
居た堪れない気持ちです…。
ご冥福をお祈りします…。
妻の職場の人の子供がこの保育園に通っているとのことでした。
4歳女児、私の娘も4歳女児です。
今年のプールは8月23日に終了してますが、プールがある度、「楽しんで」と言うより、「気を付けて」と言ってしまいます。
なぜかと言えば毎年このような事故があるから、プール=恐い、事故、死というイメージが離れません。
私が4歳の娘をプールに連れて行く時は一瞬たりとも目を離しません。
水深20㎝でも気を抜きません。保育士さんならプロだからそんなことは当たり前のことで分かっているでしょう。
命を落とした子がいれば、ちょっとした気の緩みなど、いかなる理由も通りません。
勝手ですが、我が子だったら…と気を失いそうになる想像をしてしまいます。
保育士不足により、一番怖いのはこのような子どもの事故につながる危険性です。
保育士が足りないために子ども一人ひとりに目が行き届かないでは済まされません。
保育士不足を受け、資格さえあれば誰でも雇用し、経験や仕事への意欲が乏しい保育士が増えていることも事故の多発につながっていると聞いたことがあります。
保育士の仕事は、国家資格です。
保育士は、ただ子どもが好きで、可愛いからというだけで勤まる生易しい仕事ではないでしょう。
我が子一人、二人、見るだけで大変なのですから。
多勢を見る大変さは想像がつきません。
ただ、子どもを見ているだけならば、誰でもできます。
保育士というプロには、どういう場面が危険で、どうすれば事故やケガを防ぐことができるか知識と経験が必要で、それがわかっているからこそ子どもたちを預かり、元気いっぱい遊ばせてあげることができるのだと思います。
私の持論は人の命を預かる大変な仕事、保育士さん、看護士さん、介護士さんなどの給料をもっとアップすることが大事と思っています。
厚生労働省は保育所向けの事故防止ガイドラインを作成しています。
事故が起こりやすい場面ごとに注意点が紹介されています。
プール活動水遊びでのポイントは下記の通りです。
・監視者は監視に専念する
・監視エリア全域をくまなく監視する
・動かない子供や不審な動きをしている子供を見つける
・規則的に目線を動かしながら監視する
・十分な監視体制が確保できない場合については、プール活動中止も選択肢とする
・時間的余裕をもってプール活動を行う
等書かれています。
これを守っていたら事故はきっと防げたでしょう。
意識が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
とあります。
やはりマニュアルに沿った習慣化が大事ですね。
埼玉県警が業務上過失致死の疑いも視野に捜査を開始してますが、さいたま市の保育園の園長さん、徹底的な安全対策を講じてください。
プール以外も就寝時の死亡もよくあります。
対策よろしくお願い致します。
ではまた。