どうすれば知識や価値の創造ができるのか
エックス
どうもエックスです。
ホリエモン氏の最新の本、結構面白かったです。
12万部以上売れているベストセラーになっています。
多動力
堀江貴文著
まず、「多動力」とは何か。
《本文より》
【それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。
三つの肩書きをもてばあなたの価値は1万倍になる。あなたの代わりがいる限り、あなたの値段は上がらない。
複数の肩書きを掛け算し、レアな存在になろう。あらゆる産業の“タテの壁”が溶けた今、一つの肩書きにこだわってはいけない。
一つのことに1万時間取り組めば誰でも「100人に1人」の人材にはなれる。
1万時間というのは、1日6時間やったと考えて5年。
5年間一つの仕事を集中してやれば、その分野に長けた人材になれる。
別の分野に取り組めば何が起きるか。
「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算により、「1万人に1人」の人材になれる。
これだけでも貴重な人材だ。さらに飽き足らずまったく別の分野にもう1万時間取り組めば、「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人に1人」の人材が誕生する。
ここまですれば、あなたの価値と給料は驚くほど上がる。】
会社員として営業の仕事を1万時間やってきた。経理の仕事を1万時間やってきた。
こういう人はすでに「100人に1人」の人材になっているそうです。
しかし、このような人はいくらでもいます。このままでは「ただの人」とのこと。
ここで、違う肩書きに着替えることで、自分の価値は「100人に1人」から「100万人に1人」まで高められるのだそうです。
とあるマーケティングの先生は2つの分野に長けた能力を持つことが必要と言っていましたが、ホリエモン氏は3つです。
2つなら頑張ればなんとかなるかもしれませんが、3つは結構ハードルが高いでしょうか。
実際にエクササイズの内容が書かれていたのであげます。
本文より
□あなたの肩書きを紙に書き出してみよう
□三つ以上ない人は反省しよう
□反省(2秒でいい)が終わったら、欲しい肩書きを理想でいいから書いてみよう
□では、その肩書きを手に入れるにはどうしたらいいか、1万時間を捻出するための計画を立ててみよう(具体的に)
□あなたが抱えているタスクをすべて書き出そう
□そのうち、アルバイトや同僚、上司でもできる仕事は赤ペンで潰していこう。
□残ったのが「あなたのやるべき仕事だ」。□赤ペンで潰したタスクをやらない方法を考えよう(具体的に)。
□万が一、すべての仕事が赤ペンで潰されていたら、大問題だ。
じっくり考えてみて、自分の能力ややりたいこと、自分がどうなりたいのかを確認するにはとても良い項目だと思います。
自分の肩書き、能力は何かを見つめ直せます。
また、自分にしかできない仕事は何があるのか、このエクササイズをしてみると明らかになってくるのではないでしょうか。
これまでは「多動力」のある人は、落ち着きがない、何かに集中できない、腰が定まらない、などとどちらかと言えばマイナスの評価をされてきました。
今は逆にビジネスや産業の境界線を飛び越え、自分の好きなことを次から次へとどんどんこなす能力、いわゆる多動力が必要な時代のようです。
多動力のある人材こそがイノベーションを生み出し、それも好きな分野だけに長けた能力を組みあわせることで、長い人生を有意義に生きることができるんですね。
それではまた。