こんな先生に出会いたい

どうも、エックスです。

今日の新宿。

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この本のはじめにに素晴らしい会話が書かれていて、好きだった先生のことを思い出しました。

 

幸せはあなたの心が決める

 

渡辺和子著

 

本文より一部引用

《九州のある小学一年生の女の子のお話です。新聞で紹介され、人づてに広まっているそうです。

  

 

ある日、女の子が学校から家に戻ると、「今日の宿題は?」と父親に尋ねられます。

 

 

「今日はね、誰かに抱っこしてもらうこと」と答えた女の子を父親は「よーし」と言って、すぐにしっかり抱いてあげました。

 

 

  そしてその後も、母親、祖父、祖母、姉たちに次々に抱っこされたのです。

 

 

翌日、学校から戻った女の子は、六人に抱っこしてもらった自分が一番だったと父親に報告します。

 

  

「皆、してきたんだね」と言う父親に、「ううん、何人かしてこないお友達がいたよ。

 

  

先生が前に出なさいと言って前に出たんだ。

 

 

 そしたら一人ひとり抱っこしてやったんだよ」。

  

 

宿題をしてこなかった子どもたちを叱るでもなければ咎めるでもなく、親の代わりに抱っこしてくれた先生の姿に私は心温まる思いがしました。

 

  

そして教職に就く一人ひとりが、こんな先生になって欲しいと思ったことでした。》

 

 

誰しも尊敬する先生っていましたよね。

私は小学三年生の時の担任です。

 

 

真冬の朝、通学時にアイスバーンの道を登校中の私たちの列に車が突っ込んできました。

 

 

私は、その交通事故で左足の大腿骨が折れて、1ヶ月半病院に入院しました。

 

 

小学三年生で列の真ん中にいた私が一番の大怪我で、前にいた二年生も膝の靭帯を損傷しました。

 

 

その時、勉強が遅れないように資料を持って、毎日のように病院に通ってくれたり、何かしら今日やったことを報告してくれたり、お友達を病院に連れて来てくれたりしてくれました。

 

 

私を引いた車の運転手もよく見舞いに来たのを覚えています。

 

 

学校に復帰できたのは、3ヶ月くらい経った時だと記憶していますが、勉強に遅れることなくついていけました。

 

 

一番大変だったのは両親、特に母親でしたが、先生やお友達が千羽鶴を持って来てくれたことが忘れられません。

 

 

先生にならなくても、こういった優しさの持てる人間に子どもたちにはなって欲しいなと思いました。

 

 

今日もお読み頂きありがとうございました。また明日お会いしましょう(^.^)

 

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