装丁とは

どうもエックスです。

装丁ってなんですか?

最近書籍の見積依頼が来ていて、書籍の流通等、自分の知らないことを調べることも多くあります。

いっぱい質問を受ける中で、お客さんから装丁ってなんですか?

と聞かれました。

 

 

書籍を作る上で内容とともに装丁は大事な部分になります。

 

 

装丁とは、書籍の表紙、カバー、タイトル・ページのデザイン、および材質の選択を含めて装本を製作することです。

 

 

先日ラジオに装丁家の間村俊一さんが出演していました。

 

 

 

間村俊一

版下ガラパゴス

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間村さんは本は平面的なものだけでなく、立体的なオブジェという認識がある。デザインは、触った素材の感触、あったかみを大事にしている。

 

 

そして、装丁のデザインは、紙の選択が大事なウェイトを占めると言っていました。

 

 

昔は布(クロス)ベースの素材をよく使っていたとのこと。

 

 

いまどきパソコンを使わず、版下(紙)でデザインしているのは私くらいのものとおっしゃっていました。

 

 

版下で、製品が出来上がり失敗したと思うことや、やり直したいと思うことは多々あるようです。

 

 

でもパソコンも今更使えないし、失敗とはそれも製品の味になるし、自分にしかわからない失敗ごとなのでいいかなと思ってるとのこと。

 

 

デジタルはやり直しがいくらでもできて便利ではありますが、スペシャリストは一発勝負というか2つとできない作品を集中して作り込んでいくんだろうなと思いました。

 

 

本離れ、活字離れとはよく耳にします。

 

 

全産業の倒産は7年連続で減少しているのに対し、出版社の倒産は2年連続で増加していて、出版業界は非常に厳しい状況です。

 

 

ただ、本がなくなることはないでしょう。

娘は毎晩絵本を読んでと言ってきます。

寝る前の一番の楽しみなんです。

 

 

子供は絵本を読んでもらいながら、文字の意味がわからなくても、擬人化された動物の世界やおとぎの国に入り込みます。

 

 

この体験の繰り返しのなかで、大人に深く愛されているということや、他者を思いやることの大切さが潜在意識に蓄積され、それが言葉や態度となって表出するときがやがてやってくるようです。

 

 

絵本は特にいろんな装丁があります。

 

 

本屋さんで本の装丁、本の表紙のデザイン、素材を触ってみて楽しむのもおすすめです。

 

 

本はオブジェにもなる、確かにそう思いました。

 

 

それではまた。

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