「変態」にまつわる、心温まるお話。
鈴木ですが
新日本海フェリーから2017年6月28日に就航した新造船「あざれあ」に乗船したのでレポートなど書いてみたいと思います!
どうもこんにちは! ウィザップWEBデザイナーの鈴木です!
勤続10年目の今年、会社からリフレッシュ休暇を頂き、7月5日~8日の3泊4日コースで愛車マーチ君を連れ、家族で新潟から北海道へ旅をしてきました。…ありがたや、ありがたや。
新潟からマイカーを連れていく為、新日本海フェリーを利用してきた訳でございますが――。
ちょうど日取りがよく、往路の新潟→小樽行きは「らべんだあ」に乗り、復路の小樽→新潟行きは「あざれあ」に乗船する事ができました。
「らべんだあ」と「あざれあ」はどちらも出来立てほやほやの姉妹船!
らべんだあは2017年3月に就航して数か月、あざれあに関しては6月28日就航なので、まだ一週間くらいしか経ってないという、どちらも若さピチピチの船です! …あぁ、若いっていいですね!…遠い目( ̄ゝ ̄)
ちなみにこの二隻、船の名前と中のレストラン等の名前が違うくらいで、内装や設備、間取りは同じです!
なので、らべんだあの乗船記も兼ね、帰りに乗った小樽→新潟便「あざれあ」視点で乗船レポートを書いていきたいと思います♪
…で、いざ乗船!! の前に…
フェリー乗り場の近くに「かつない臨海公園」という小さな公園があるのですが、ここからフェリーの全貌を見ることができます(…って、知ったかぶったように書いていますが、実は偶然見つけました・笑)
これから乗る船と、恋人・家族で記念撮影なんてのもいいと思いますので、船に乗る前に是非寄られてみてはいかがでしょうか。ターミナルから歩いて400mくらいの距離です。 駐車場もありましたよ!
今回、こんなレポートを書いている私ですが、長距離の船に乗るのは初めて。
で、私みたいな初心者は「出港時間=乗船時間」みたいに勘違いしがちですが、車が乗ったり人が乗ったりする時間がけっこう必要なので、一時間以上前にはターミナルに着いている必要があります。車がある場合はさらに早くターミナルに着いていないといけません。
↓の写真は小樽→新潟便のものですが、ターミナルにはこんな感じのディスプレイが表示されています。
出港時間よりも乗船時間を考慮して、旅の工程を決める必要がありそう…。ちょっと注意が必要ですね!
車とドライバーは、船の後ろの方から乗船。
バイクや車の方が先に乗船案内されるので、同行者はマイカーを見送りつつ、乗船のアナウンスがあるまでターミナルで待ちます。
往路はマーチ君の乗船シーンをうっかり撮り忘れたので、帰りの便はマーチ君が乗船するところをバッチリ撮りました!……って、思いっきり写りが小さいですがね!(笑)
ちなみに、出港してしまうと車を停めたフロアには入れなくなってしまうので、乗船中に必要な荷物は車から下しておかないといけません。着替えなどの荷物を持っていくのを忘れずに!
いよいよ、あざれあに乗船です!
乗船して最初に目に飛び込んでくるのは、豪華な螺旋階段とフロント!この階段が各階をつないでいます。
新しい船というだけあって全てがピカピカ。 出迎えてくれる螺旋階段はワクワクしますね~^^ こういうの見ると無性に走り回りたくなるんだよなー…ははは。
乗客が行き来できるのは4F~6Fで、4Fにはフロント、5Fにはレストランやデッキ、船首を眺められるフォワードサロン、6Fには露天風呂付の大浴場があります!
↓部屋に船の間取り図があったので、参考までに載せておきます!あざれあも、らべんだあも間取りは一緒です^^
あ、「あざれあ」に置いてあった間取り図なのに、よく見ると「らべんだあ」って書いてある…。 同じ作りだから一緒にされたのかな(笑)まぁ、本当にまるっきり同じ船だけどさ…(笑)
階によっては少しずつ違いますが、こんな感じの通路があり、左右がお部屋になっています!
ひ、広い!! そして、走りたい!!(笑)
今回は3人旅行だったので、最大4人まで入ることのできる「ステートA(和洋室)」を選びました。
ちなみに乗船前のターミナルのカウンター(乗船後はフロント)で人数分のルームキー(カード式)を人数分もらうことができます。
往路(新潟→小樽)の時は乗船後のフロントでルームキーをもらったんだけど、日付・区間が印字されておらず…(>_<)
復路(小樽→新潟)で乗船前のターミナルカウンターでルームキーをもらったところ、ちゃんと日付・区間が印字されていました。
ルームキーは下船後も持ち帰ることができ、旅の想い出にもなると思いますので、ルームキーは、乗船前のターミナルの受付でもらうことをお勧めします!(ネット予約をしていると、ターミナルの受付をパスできたりするのですが、印字にこだわるのなら、ターミナルの受付に行った方が良いかと)
ではさっそく、今回泊まったお部屋のレポートです!
大人一人14,960円のお部屋でした(シーズンによって変わります)
部屋は写真で見るより広々していて、下手なビジネスホテルより豪華だし、ゆっくりくつろげます。カーテンを開けると、窓があって部屋から海を眺めることが出来ますよ~!
ちなみにこの部屋、トイレ・シャワールームもついているのですが、それを除いて8畳くらいあるイメージ(私の感覚ですが…)
和洋室となっていますが、畳があるわけではなく絨毯のお部屋です。
ドアを開けると玄関があり、靴を脱ぐスペースがあるので、写真の青いじゅうたんのところは、靴なしであがることが出来ます。こういうのは嬉しいですよね!
普通に家にいるような気分で船旅が出来ますので、特に小さい子連れの家族にはとてもいいんじゃないかなと^^ 子供がぐずっても個室なら安心です^^
奥にある椅子みたいなのはソファーベッドになっていて、寝る時に伸ばして布団を敷きます。
ベッドに横になりながら、夕焼けや月明りに照らされた夜の海を見たり――。日常生活ではなかなか味わえない贅沢ですね^^
あざれあ・らべんだあには、この部屋以外だと、2人部屋か、1人部屋しかないので、3人以上なら、この部屋一択となりそうです。もしくは2人部屋を二つとるとか、寝る用に一人部屋をあふれた人数分とるとかですかね。
ちなみにデラックスA(和室)は最大3人まで入れるようですが、ぎゅうぎゅうらしいです…(^^;)
↓ベッドの中央には二人分のコンセントが用意されているので、スマホなどの充電も個々にできます。ありがたい! 救命衣はベッドの下の引き出しみたいなところに入っています。
↓鏡台はこんな感じ。お化粧もばっちりここでできます!
こちらにもコンセントが二つ用意されているので、4人で泊まってもひとり一つ分のコンセントが割り当てられるという、現代の事情を大変考慮した部屋となっております(笑)
↓鏡台の下には、お茶セットが人数分おいてあり、電気ポットが用意されているので、いつでもお湯を沸かすことができます。ちなみに必要な時に沸かすタイプのポットなので、常時保温はできません。
見ての通り、お茶のティーパックが人数分だけなので、コーヒーや紅茶がお好きな方は、インスタントコーヒーや、ティーパックをあらかじめ持参していくとよいかと思います^^ ドリップコーヒーは売店で売っていたような気がするのですが、ティーパックとかは選択肢がなかったので。
↓鏡台の右下には、ピンクの袋の中にドライヤーが入っていますが、大浴場にもドライヤーがおいてあるので、私は使う機会がありませんでした。
↓玄関には人数分のハンガー×2と、スリッパ、冷蔵庫があります!
冷蔵庫でドリンク類を冷やすことができるので便利ですね! 私は北海道の二木町で買ったさくらんぼを持ち込み、冷やして食べました。船上で食べるくだもの、なかなかいいですよ^^
↓冷暖房完備です!
乗船日は思いっきり暑い日でしたが、お部屋は快適でした^^ 効きもバッチリです!
↓テレビもちゃんと備え付けられています。
とはいえ、電波の届かない海域がけっこうあるので、映像が途中でとまったり、「受信できません」といった文字が表示されることが多々あります。感覚値ですが、乗船時間の2/3くらいはテレビが見られない感じ。
まぁ、せっかくの船旅ですので、テレビではなく、大海原を楽しみましょう!
↓トイレと洗面が一緒のタイプになっています。
コップは揺れてもこぼれないように、はめ込んで置くような作り。船ならではですね。
ちなみにトイレの水は吸い込む式(飛行機とかと一緒)なので、水を流すと「ヒューッ、ズボッ!!」と大きな音がして、結構ビビります(笑)……が、ウオッシュレットもついているし、とても快適です^^
↓で、シャワールームはご覧の通り、一人立つだけでいっぱいという感じの広さなので、ご事情がない限り、大浴場でゆっくりお湯につかることをお勧めします♪
あざれあには、「グリル」「レストラン」「カフェ」の三つの食事所があり、そのいずれかを利用することになります! 船上での食事、なかなかいいですよ~!
グリルは予約制の食事場所で、ホテル監修のリッチなお料理が食べられる場所になっています。入り口の写真のみでごめんなさい。
落ち着いて静かに食べたい、という方はこちらがお勧め! お値段もそこそこですが、人で混雑することもありません。私が乗った時は、一組、二組程度の利用で、とても静かでした。
ただし、利用には事前予約が必要ですので、ご注意を!
乗客の方が一番利用するのが、このレストランではないかと思います! 船上だというのにメニューも豊富!朝昼夕とメニューが変わりますので、色々な食事を楽しむことができますよ♪
↓これがレストランの入り口。開店時間直後はここに列ができていました。
入り口の先にトレーがおいてあるので、トレーを持ち、自分の食べたい料理を取っていきます。最後にスタッフの方がトレーに乗っている料理から代金を計算してくれるので、そこで代金を支払います。なので、食券を買ったり、席で注文をするというような感じではありません。食べ終わったらセルフで返却口にトレーを持っていき片づけます。
野菜・デザートなどのサイドメニューも豊富なので、自分のおなかの具合に合わせて量も調節できてとてもよいです^^
席もけっこうあるので、私が乗船したときは座れないということはありませんでしたが、海の見える窓付きのカウンター席はやっぱり人気で、混雑中はすぐに埋まってしまいます。
↓メニューは「あざれあ」「らべんだあ」ともにほぼ同じです。こちらはらべんだあのお昼に食べた天ぷらうどん^^
↓こちらはらべんだあの夕食に食べたビーフシチューとサラダ^^
↓こちらは、あざれあの夕飯に食べた雲丹・蟹焼売。
あざれあの就航記念「小樽新潟フェア」というのをやっていて、期間限定メニューでした^^
↓こちらは、あざれあの朝食で食べた色々(笑)和食メニューと洋食メニューどちらもあります!
ちなみにレストランの料理は、デッキで食べることもできます!海風にあたりながらの食事は格別ですよ~^^
写真が使いまわしで申し訳ないですが、売店の左側にあるのがカフェです!
こちらは、軽食、えだまめなどのおつまみ、ファーストフードっぽいものを売っています。ソフトクリームも売っていますので、ちょとデザートがたべたいなって時や小腹がすいたときに便利ですね^^ デッキやお部屋にも持っていくこともできますよ~^^
で、で、すごくおいしかったのが、カフェで売っているメロンパン!
え?メロンパンですか?
と思われるかもしれませんが、これが焼きたてで出てくるのでふわふわサクサクしています。
実は往路の「らべんだあ」で、あっという間に完売してしまった人気商品。…かなりおいしいので、乗船の際には、是非!
↓ズワイガニのピザ。注文してから焼いてくれるのでアツアツを食べられます^^あざれあの夕食はこのピザになりました。メロンパン同様めちゃくちゃおいしいので、乗船の際には一度お試しあれ! 旅行最終日、北海道で買ったさくらんぼをデザートに、船のデッキで乾杯いたしました。
あざれあでは船上でも不自由なく快適に過ごせるよう、様々な施設が用意されています!
出航してしまうと、一日弱船に乗りっぱなしになるわけですが、私は不自由なく過ごせましたよ~
見よ! 大海原を!!!フハハハハ!!
…根が子供です(笑)
デッキは、海風がとても気持ちいいです。夏ころなら特段風が冷たいということもなく、程よい風を楽しめるかと思います。
船尾のデッキは自由に出入りすることができますが、夜間(22時以降だったかな)と悪天候の時は出られないようです。また、船首のデッキは一般の方はいけません。
ヘリポートになっている場所は、ドッグランとして使えるようで、ワンコと戯れる飼い主さんの姿もちらほら。すっごくはしゃいでいたワンコも一匹いました…(笑)
犬もテンション上がるんですかね…。
ちなみに、あざれあにはウィズペットルームというのがあって、ペットと一緒に過ごせる部屋があります! ペットと一緒に船旅なんて、飼い主さんにはたまらないですよね!
デッキの入り口付近にはテーブルと椅子があって、ここで飲食をしたり、本を読んだり、まったりしたり、くつろぐことができます。ビールを持ち込んで団らんしているおじさんグループもいましたよ。
夏休みシーズンに入ると、ここでバーベキューもできるそう! 私が乗った時はやっていなかったのですが、うーん、船上のバーベキュー、味わってみたかった!
写真右側の一角が売店です。
船内で食べられるお菓子やお酒類、あとは新潟や北海道のお土産、船グッズなどが売られています。
冷えたビールを買って、デッキで飲むなんてこともできますので便利です!
別の場所に自販機コーナーもあり、そちらでも飲み物を買うことができます。
ちなみに、売店には北海道の有名どころのお土産(白い恋人、花畑牧場、ROYCE)なんかが並んでいました。種類は限られていますが、観光に集中したい方や、移動中は荷物を増やしたくないという方は、船で調達してしまうのも手ですね!
実はわたくし、道内で買ったお土産「花畑牧場のキャラメル(常温タイプ)」が、北海道の記録的な暑さのため「常温タイプなのに常温で溶ける」→「溶けたキャラメルが包みから漏れる」という惨事に陥りまして……。まぁ、いつもなんかやらかすんですがね(笑)
で、船内でも全く同じ商品が売られていたんですよね……。こちらは冷房がちゃんと効いているので、そのような心配はございません。夏場はチョコレート等のお菓子が溶ける可能性が高いので、こだわりがなければ船で買った方が安全だと思います!
6Fには小さなスポーツルームがあって、目の前のデッキと海を見渡しながら、エアロバイクをコギコギすることができます! しかし、みなさん旅の途中ともあって、使っている人は一人しか見かけず…(^^;)もちろん、わたしくしも使いませんでした…(笑)
しかしまぁ、海を目の前にトレーニングする機会っていうのもなかなかないと思うので、ひとこぎするのも一興かもしれませんね!
同じく6Fには露天風呂付きの大浴場があります!
中は撮影禁止だったので、入り口の写真だけでごめんなさい。
水着着用とかではなく、普通に脱衣して銭湯感覚で入れる大浴場。
男湯、女湯で分かれています!
脱衣所にはコインロッカー(お金は戻る)があって、そこに着替えなどを入れておくのですが…… 100円玉がないとカギをかけられないので注意です! 脱衣した後、100円がなくて困っている方が、結構いました(^^;)あせるよねー。
ということで、大浴場に行くときは100円玉を忘れずに!
大浴場はそこそこの広さがあって、普通の銭湯と変わりません。シャンプーリンスとボディーソープは用意されているので、こだわりがなければ持参する必要はありません。
大浴場にはサウナもありますが、なんと言ってもおすすめは露天風呂!
船体に囲まれたこぢんまりとした露天風呂ではあるのですが、夕日を眺めながら入る大海原のお風呂は至福。海風にあたりながら入るお風呂が最高に気持ちいいんです!!
日本海を目の前にしながら、ほかの乗客の方と旅の話をしたりと。まったりしたひと時を過ごすことができました。
以前までの船は露天風呂がなかったそうなので、新造船のあざれあに露天風呂が用意されたのはうれしいですね!
船首のデッキに出られない代わりに、5Fにあるフォワードサロンから船首の風景を眺めることができます。
サロンという名前がついていますが、自由に出入りできる展望ルーム的な場所です。船首からの風景はまた違った眺めなので、こちらでくつろぐのも良いかと思います^^
ここは飲食禁止なのでご注意を!
事前に情報を知っておきたかったのが、こちらの設備!なんと、あざれあの船内にはコインランドリーがあります!
これをうまく活用すれば、衣類の荷物はだいぶ減らせるのではないでしょうか。家に帰ってからの洗濯物を減らしたい場合なんかは、船上で洗ってしまうのも手ですよね!
小さな子供のためにキッズルームなんかも用意されています!
海が見渡せるキッズルームなんてなかなかないので、遊んでみたかったんですが…。私が一人で遊んだら、ただの変態なのでやめておきましたよ、はい。
シカさんが私を見つめているわ。
フロント近くに、制服が掛けてあり、自由に制服を着て船長気分を味わうことができます。
船長服で記念撮影なんてのはいかがでしょうか。
左わきには日付入りのスタンプもおいてあるので、記念にペッタンするのもいいですね♪
なかなかかわいいデザインになっています^^
施設というのかは謎ですが、フロント近くにペッパー君がいて、相手をしてくれます。
私は素通りしましたが、クイズなんかも出してくれるそう。
しかし、彼の首の角度が非常におかしいのが気になります。
あまり広くありませんがゲーセンコーナーみたいなものもあります。スロット数台とキャッチャーが一台。
なんだろう、新造船なのにこの昭和匂……。
写真を撮り損ねましたが、ゲームルームの隣には、カラオケ・レンタルDVDを見ることができる、アミューズボックスというお部屋があります。
カラオケは1時間1,000円、DVDは1本500円ですので、暇を持て余したらここで時間をつぶすのも良いかと。
とはいえ、海を眺めたり、食事をしたり、お風呂に入ったりしていたら、結構あっという間に時間が過ぎてしまうので、あまり利用する機会がないかもしれません。
船旅は時間がかかるから、退屈しそう…という方もいるかもいるかもしれませんが、船内では結構いろいろなイベントをやっているので、そんなに退屈することもないですよ~!
私が乗船したときは、クイズラリー、コンサート、ビンゴ大会が開催されていました^^
船内のいたるところを歩き回って、全5問の問題を解くというもの。
全問正解者の中から抽選で景品がもらえます。たいてい調べれば答えられるような問題が多いのですが、結構マニアックな問題も混じっていたりします(笑)こちらの景品はご縁がありませんでした(^^;)
螺旋階段の中央、フロントの前のエントランスホールで、日替わりでギターの弾き語りや、歌のコンサートを開催しています^^ 船上のコンサートは風情がありますよね!
あざれあではクマガイマコトさんという男性の方のコンサートをやっていました。(ちなみに往路のらべんだあは蒲沢利枝さんという女性の方のコンサート)
どちらも素敵な歌声! ホールを離れていても音色が聞こえてきて、船旅を彩ってくれましたよ~^^
乗客の集まりが一番よく、熱狂していたのがビンゴ大会でした。やっぱりみんな好きですよね、コレ(笑)
私もバッチリ参加してきたのですが、3等の新日本海フェリーオリジナルグッズ「ポストカードセット」をゲットすることができました! 船のポストカードが記念に欲しかったのでラッキーだったな^^
で、コレ。新日本海フェリーで活躍している船のポストカードセットなんですが、肝心の「あざれあ」がポストカードに加えられていないというヤツでして。どうやら、あざれあは就航したばかりで間に合わなかったらしいです(笑)
結構な時間を船で過ごすので、これらが気になっている方も多いのではないかと思います。
テレビに関しては先述した通り、映像が途中でとまったり、「受信できません」といった文字が表示され、乗船時間の2/3くらいは見られない感覚です。
スマホの電波に関しては(私はdocomoユーザー)テレビに比例して圏外になる感じでした。
それでも、携帯の方がテレビよりはまだ繋がりが良かったような気がします。
ただ、電波を探す都合上、端末の電池が消耗しやすいので、こまめに充電した方がよいと思います!
FREE Wi-Fiも条件付きですが使えるようです。 私はあえて断ネットしたかったので使いませんでしたが「1日5回以内、一回30分まで」となっておりました。こちらも海域や天候で接続が左右されそうです。
結論から言うと、全く繋がらないわけではないけれど、繋がらない時間の方が多いので、誰かと連絡をとる必要がある方は、あらかじめその旨を伝えておいた方がよさそうです。
実はわたくし、ほとんど全ての乗り物で酔うくらい、酔いやすい体質でして(;´Д`)
船に至っては、以前に佐渡汽船で死ぬ思いをした経験もあり、今回の船旅もかなり心配していたのですが、結果的には全くの無問題でした!
もちろん、液体の酔い止めを一本服用しています。
私が乗船した日は天候もよく、風も強くありませんでしたが、それでも横揺れ(左右に揺れる感じ)と、ふわふわする感じが、定期的にありました。
酔い止めは船内でも販売してくれるようですが、心配な方は天候に関わらずあらかじめ酔い止めを服用しておくと安心だと思います。
あざれあは結構大きな船ですが、白波が目視できるくらいの状況だと少なからず揺れます。
なので、時化とかにあたってしまうと、結構揺れるのかなというのが正直なところです(実際に体験したわけではないので、わからないのですが…)
逆に波がほとんど立っていない状態であれば、船の上にいるのを忘れるくらい快適です^^
ベッドに横になると船のエンジン音が聞こえる部屋もあるようで、眠れなかったと言っていた乗客の方もいました。
私も音には敏感な方ですが、それほど気にならず休むことができました。往路のらべんだあは結構エンジン音がしましたが、復路のあざれあはエンジン音はほとんど感じられず。
部屋の位置も関係するのかもしれませんね。
船に乗ったらお風呂に入って着替えてくつろぐ感じになります。船内では、デッキに行ったり、船内のイベントを楽しんだり、レストランに行ったりということになると思うので、ルームウェアが1枚あると便利です!
お部屋を予約するとスリッパもついてきますが若干歩きにくいです。かといって紐付きの靴は毎回面倒なので、サンダル的なものを一足用意しておくと快適です!
飲み物はビールだけでいい!!という方は別ですが、ポットでお湯を沸かしてコーヒーや紅茶を飲みたいという方は、家からドリップコーヒーや、インスタントコーヒー、紅茶のティーパック等を持参するとよいと思います!
部屋には緑茶のティーパックが一人一つずつしかありません。
新潟⇔北海道間であれば、飛行機を使えば数時間で着いてしまいます。そんな中、1日弱もかかる船に、どうして人が乗るのだろう…と今まで疑問に思っていたのですが、船は移動手段ではなく、一つの観光地みたいなものなのですね。リピーターの方が多いのも納得。
時間から解放され、あらゆる電波から解放され(笑)、大切な人との時間をゆっくり過ごすことができました。
船は観光気分を味わいつつ、露天風呂にも入ることができ、しかも泊まることがきて、気づいたら目的地に付いているという、最高の乗り物だと思います^^ 特に子供のいる家族には、これ以上ない思い出作りができると思いますので、船旅も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
豪華客船とは違い、庶民でも手の出せる金額の船です。それでいてかなり快適に過ごせますので、お時間が作れる方は是非乗船してみてください。
船上から撮った景色を最後に載せて終わりにしたいと思います^^
以上、あざれあの乗船レポートでした!
船旅、結構ハマりそう…(笑)