製造部の中には、印刷用データから印刷機にセットする「版」を作る「製版課」、その版を使って「印刷」する「印刷課」、印刷された紙を「製本」する「製本課」があります。この3課の連携を保つべく、それぞれの課員が自身の務めと次工程への配慮を欠かさず、日々製造にあたっています。一見怖そうに見えるけれど、本当は優しい人が多い部門です。
印刷製造部門
部門紹介
コワモテだけど優しいウィザップを支える技術力
製版課
DTP部が制作したデータを専用のソフトで面付(レイアウト)し、アルミの版に焼き付けて出力し、印刷に必要な『刷版」を作っています。「刷版」を簡単に例えると版画で使う絵柄の彫られた板のような物のことです。刷版に傷や汚れがあると製品に影響が出るため、刷版の取扱いには十分気をつけながら作業を行っています。
印刷課
印刷機を使って紙やフィルムなどに文字、写真、絵などをプリント(印刷)しています。印刷機は色の補正を自動で行うものもありますが、最終的な色の微調整や色彩の感覚などは、オペレーターの経験と技術力が必要になります。そのため、オペレーターは印刷知識と印刷品質の向上のため、日々努力を行っています。
製本課
印刷課で刷られた紙を本の形にしたり、チラシやリーフレットなど、一枚物の製品を何万枚も同じ形に切り揃えたりと、製品をお客様のお手元に届ける状態に仕上げる部門です。どの作業もチームワークがとても重要です。また、コンマ数ミリ単位の精度が要求される作業もあるため、職人のような技術と集中力が必要です。